22日に投開票が行われた衆議院長崎4区と参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙は、自民党が1勝1敗となりました。
自民は参院補選で敗北したほか、強固な保守地盤である衆院長崎4区でも苦戦し、与党内では「年内の衆院解散は困難だ」との見方が広がった。
その日のコメントは「日録」にまとめて18時投稿にしているのですが、これだけ先だししておきます。
しかし、読売新聞さん、どこも「苦戦」してませんよ?いくらここで負けてくれたら盛り上がって新聞が売れるとおもっていたとしても、こういうミスリードはよくありません。きっちり岩盤票維持してるじゃないですか。むしろ批判票取りこぼしたのは野党です。
前回2021年の選挙で自民党は割れたから数百票の接戦だったわけです。今回、2023年の補選は、いまの与党に食わせてもらっている(orいまの与党以外かんがえらえれない)岩盤票の目減りが想像以上に少ないことにまずびっくり(54%→53%)。野党に集まった政権批判票は41%から46%と、5%しか増えていません。
都市部だとまた違う結果が出るのでしょうが、おそらく「これだけ悪材料があって支持率低迷でも、岩盤票で競り勝つ、取りこぼしてもたいしたことはない」と判断する気がします。
年内総選挙くるかもしれません。めんどくさいなぁ……。