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遠目に、ブルーシートがみえます。
石段が傷んでいますが、地図をどうみても迂回路はなく、ここをあがるしかありません。
ほぼ崩落しています。
iPhoneの広角レンズで撮影したからゆがんでいるのではなく、柱が腐り、倒壊寸前です。北辰星(北極星)を拝める丘の上にまず妙見社の祠かなにかを建て、その後、社殿を増築したようにみうけられます。
床も、踏み破りかねないほど傷んでいます。
妙見神社は、この王丸八幡宮(かつて「若宮八幡宮」ともいった)の末社である。
「(若宮八幡宮)末社天児屋根命を祀る。河内國牧岡社より勧請すると云フ。本社の南半町斗森の中に小祠あり。」(筑前國續風土記拾遺)
ただ、妙見神社の祭神を「天児屋根命」とすることには違和感がある。
江戸時代の文献では、なんと天児屋根命を祀る妙見社とされた時代があるようです。
このブログの作者が書くとおり、祭神が入れ替えられた歴史があり、明治になって神社として届け出るにあたり、御祭神が修正されたということのようです。
福岡県神社誌:下巻387頁
[社名(御祭神)]妙見神社(国常立命)
[社格]無格社
[住所]宗像郡南郷村大字王丸字尾牛
[由緒]記載なし。
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.09.28訪問)訪問当日の様子はこちらに掲載しています。