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市道沿いのお稲荷さんです。
位置をかえて、全景をもう一度撮影してみました。
御神使のキツネさんと祠という、けっこうありそうなお稲荷さんですが……。
ここは「九州でいちばんふるいお稲荷さん」「京都伏見稲荷大社直轄」とあります。
この案内板からは、「うちはえらいのだ」、「立派なのだ」、「豊川稲荷や最上稲荷は仏式です(違いがどう影響するかは忖度せよ)」という主張が露骨に伝わってきます。
私なんかは豊川稲荷も伏見稲荷も楽しいところだとおもうし(豊川稲荷のほうが気が楽で、伏見稲荷は威圧感を感じますが)、うちはどうだこうだと言わなくてもいいような気がするんですが、信仰を本格的にやられているかたには「格」があるんでしょうね。
おそらくこの奉納鳥居から推測するに、ここは伏見稲荷の講社のかたが世話しているお稲荷さんなのでしょう。講社が祀っているお稲荷さんなら、そりゃあたしかに「直轄」です。
べつにお稲荷さんだけではないとおもうのですが、地域や職域で「講」という信者の団体を結成し、各地で活動しているケースがあります。いわば出先で、日々の奉仕はここで行い、数年に一回、本社に集団参拝されたりします。
どうやらここのお稲荷さんをつうじて伏見稲荷にお参りしているグループは、伏見稲荷の御膳谷にみずから奉納した拠点(お塚)をおもちのようです。
福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.09.23訪問)
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。