悪いことではあるのでしょうが。
読売新聞は、この男性は外国人従業員で、外国人実習生として約3年間働き、2022年12月にこの牧場の正社員となったと伝えています。言葉が違う国で働いているのでストレスがあり、乳牛にあたってしまったのかもしれません。それでもこの行為は許される行為ではありません。なぜ、このような虐待の行為に至ったのかを解明してほしいです。
「乳牛を蹴る行為」の動画を投稿して炎上。虐待行為の背後にある問題とは?(石井万寿美) - 個人 - Yahoo!ニュース
2、30年くらい前まで、親せきや近所に酪農(乳牛)や肥育(肉牛)をやっている家がありました。農繁期に給餌の手伝いなどに行っていたのですが、牛も生き物ですから性格はホントさまざまです。
さいしょの種付けをするころになるまで、基本的に外で放し飼い(むろん電気牧柵などで逃げないよう対策はしています)です。いちど種付けして搾乳がはじまれば、きほん牛舎でつなぎっぱなしですから、若いうちに身体を動かせる環境において足腰をきたえておかないと、出産時に腰が抜けてそのまま廃用となってしまいます。
大人しく餌を待ってくれる者もいますし、順番をやぶり、待てずに突進してきて体当たりするやつもいます。さすがに体当たりしてくるようなやつはこちらも顔(と耳のタグにある番号)をおぼえ、根に持って容赦なく次から暴力的に対応します。
どちらが飼い主なのか上下関係がわからないやつは身体でしつけるしかありません。
体重数倍ある相手にのんびり構えてたら、こっちがやられます。
話がだいぶそれてしまいました。
動物虐待というより、これ、うっぷん晴らしに職場の弱い立場の者をいじめるのに似ています。いじめに走った原因もあるわけで、この動画だけではわからないのがしょうじきなところです。
不思議なのは、実際に「あらくれ者(牛?)」との日常的なケンカを体験していれば、こんなにふんわりした記事なんて書けない気がするのです。
一般人向けに、餌場と水場でのケンカっぷりを想像させないように書いている可能性はありますし、リアルすぎると読まれないと編集側が判断した結果なのかもしれません。
あまり考えたくありませんが、いちばんありうるのは「動物虐待はよくありません」という結論に収束するように最初から創作した可能性です。それやられると、人間(飼い主)側の正当防衛すら軽視されがちになって、話がゆがむんですよね……。
まぁ、「お犬さま」の時代になれと主張するのであれば、それはそれでおもしろいとはおもうのですが。
返戻品競争のなれの果て。
ふるさと納税制度で、2021年に全国7位となる約78億円の寄付を集めた洲本市。年間約55億円の市税を大きく上回るものだった。ところが「返礼品の調達費は寄付額の3割」という総務省の基準を無視したものが少なくとも300品目以上あることが発覚。同市は2022年5月から2年間、ふるさと納税から除外された。そうした中、「まもなく刑事告発になる」(洲本市民)という事案が浮上している。
(略)
地方自治法第 96 条第1項第8号が規定する政令で定める基準では、「2,000万円以上の財産の取得又は処分は議会の議決に付すべき」とされている。洲本市は、この規定を無視して発注したことになる。
私はむかしからスガーリンが推し進めた「ふるさと納税」という制度は間違っているという立場です(この日記を検索すればすぐわかります)。
けっきょく、各市区町村間でのカネの奪い合いになり、毎度ながらこういう事例が絶えません。
例規集をみればわかるとおり、「課長印」がありませんから、この記事にあるとおり発注書に勝手につくったハンコを押していたという指摘のとおり。
地元の或る地公体さんがふるさと納税の返礼品にしているハンバーグは、ソースや調味料が地元メーカー製造(地元では高い知名度を誇る優良企業)ですが、最終加工は大手4大メーカーの他県にある工場だったりします。
みんな、ある程度は気合い入れてこじつけまくって商売しているのが実態で、はたしてこれが地公体がやらなきゃならん仕事なのか?とはおもいます。
むろん、個人的にスガーリンによい印象を持っていないから「ふるさと納税」制度に否定的ということもあります(笑)それは否定しません。