25日の記録
今日は小倉の知人事務所でした。
4月1日を最後に「神社めぐり」をお休みしていました。
サボりぐせがつくとよくありません。小倉に向かう途中、田川のJR伊田駅周辺の白鳥神社と風治八幡宮を訪問して「神社めぐり」を再開することにしました。
成道寺公園の駐車場に車を停めて、公園内にある白鳥神社まで歩きます。


駐車場を出て左を向くと田川市立鎮西小学校、右を向くとグランドがあり、そのさきが白鳥神社です。
公園内の案内板をみてふと感じたのですが、これ、駐車場から歩かなくてもギリギリの場所まで車で行けたのかも?しれません。


たしかに走れはするでしょうが、離合はきついか?


白鳥神社です。社殿1m以内に近づくな、と、なかなかの厳重警戒ぶりにおどろきますが、ここ、私が学生のころ、放火?失火?で全焼しています。それをかんがえればいたしないところです(当時を知らない人はビックリするでしょうが)。
JR日田彦山線と平成筑豊鉄道の線路をくぐって、田川・伊田の市街地に向かいます。
風治八幡宮です。
神社の向かい側に伊田の商店街入口があり、その先にJR田川伊田駅があります。
こんな感じだったけど、こんな駅舎じゃなかったような……?
2019年リニューアル前の駅舎
wikiに記憶にある姿が残っていました。JR九州から地元田川市が買い取り、リニューアルしたわけですか。なるほどね……。
田川伊田駅舎ホテル | 日本で一番ノスタルジックな駅の真上の、日本で一番駅のホームから近いゲストハウスが登場!
ホテルなんですね。あまり長居すると小倉に遅刻するため早々にきりあげて車にもどりましたが、なかなかおもしろそうです。今度は午後から予定がない日に、この周辺でつづきの「神社めぐり」+散策したいとおもいます。
続・若いひとに選挙に出ろというのは酷ではないか。
上記の話のつづき?です。
自宅があるところと、今回、選挙でかかわった地域と隣同士でともにド田舎。両方とも4月23日が市議選だったわけですが、みていると共通点があります。
過疎化がすすんでいるエリアは、人口減少(有権者減少)を自覚しており、まず、議会に地域の代表を確実に送り込むことを優先します。昭和30年ごろに行われた大合併まえの旧町村単位で、地域の顔役が話し合い候補者を絞り込み、当選に必要な票数をがっちり確保する戦術です。
かんがえてみれば当たり前のことで、大災害が発生したとき、地元の代表として市や県と交渉するさいの窓口を確保できているかどうかが、着手順に影響します。限りある予算の奪い合いに勝つには、つかえる地元の代弁者が必要なわけです。
結果として、各地域ごとに調整が行われ「推し」が決まり、なるべく争わないですむよう定数に収束していきます。
世襲議員が多いのが問題と言いますが、世襲が多くなるのも、「誰をえらぶかではなく、誰かを出すことが優先する」こういう田舎の構造をかんがえれば当たり前のことです。
それに、4年に一度の選挙のため、公職選挙法にあかるい選挙スタッフをぞろぞろ集められる田舎なんてまずありません。
yahooのコメントなんかで立派なことを書いているひとがいっぱいいますが、たいていおもいつきとひらめきです。じっさい、車両の手配から選挙収支報告書、せめてこういう本を数冊読んでのぞむものであって「きれいごと」では「現実」はまわりません。
たとえば選挙資金収支報告書にしても、地元の選挙管理委員会が配布した記載例を読んでもわからない部分は、インターネット上で公開されている他県の記載例を参考にしないといけません。官庁向け書類は暗黙のお約束が多いものですが、とくに公選法がらみは税金の確定申告などと違い一般人を対象とするものではないため、説明が大雑把でこまかくないため、はじめて書くひとはまちがいなく面食らいます。
人口数万の田舎に選挙スタッフ経験者(とくに出納責任者&選挙参謀クラス)がぞろぞろ居るわけがありません。まずは地元が代表として送り込みたい立候補者が優先的にリソースの割り当てをうけます。
その結果、おメガネにかなわなかった若手が選挙にでるのは、かなり壁が高くなってしまいます。
ひと昔まえ、人口減少・過疎化が問題になっていない時期なら「攻めの姿勢で地域から複数名出す」ということをかんがえるひともいたでしょうが、共倒れになれば「顔役」で話し合い「次回は一本化」となっていきます。各地で無投票が増え、世襲がまかりとおるというのは、縮む日本の縮図であって、マスゴミにおどらされて騒ぐべき課題ではないとおもうのですけどね……。