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社殿脇には立派なご神木があり、参道に組まれた藤棚ふくめて、どこかお寺の本堂っぽい雰囲気も感じます。
福岡県神社誌では、素盞嗚尊、大穴持命、少彦名命を祀るとあるのですが、インターネットで検索してみると、蛇毒神などという文字もでてきます。
御神木の大楠の南側一帯にあった堀は埋められてしまいましたが、この堀を水鏡にし姿を映していたていた女神さまは立腹しその怨霊は今でもさ迷っているとか・・・ これが蛇毒神伝説とか?
この日、社殿の建物を撮影するのに気をとられ、御神木の根元をまったく撮影できていませんが、どうやらここに掘があって、蛇神さまの伝承があるようです。
画像左手のお堂が観音さまのお堂で、右手には薬師如来さまとお地蔵さんが祀られていました。
画像手前(左端)が薬師石祠で、中央が地蔵菩薩が彫られた石碑、右端が天神石祠です。
天神石祠の御神体には家紋があるのですが、日足紋なのか竜胆車紋なのかそれともまた違うなにかなのか、現地で眺めていてもわかりません。
安武氏(やすたけし)は、菅原氏から派生した筑後国(福岡県南部)の氏族。戦国時代の筑後において、海津城に拠った安武氏の名が史料に散見される。柳川藩に仕えた安武家に伝わる系図によれば、菅原氏流高辻家から分かれたとされている。
wikipediaによれば、なんとこれ、剣梅鉢紋というそうです。むつかしい……。
福岡県神社誌:下巻435頁
[社名(御祭神)]荒神社(素盞嗚尊、大穴持命、少彦名命)
[社格]無格社
[住所]三潴郡安武村大字住吉字裏
[由緒]記載なし。
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.07.13訪問)