福岡市東区大岳４丁目　小嶽神社 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

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志賀中学校の裏手、（たぶん）職員駐車場の隅から、参道が伸びています。

阿曇大浜 - Wikipedia

発祥の地は『和名類聚抄』によると、筑前国糟屋郡志珂郷から阿曇郷にかけての一帯（現在の福岡市東区志賀島から糟屋郡新宮町）といわれており、大和政権に帰属した段階で、摂津国に拠点を移している。

また『筑前国風土記』逸文には、「糟屋の郡、資珂の嶋」に関する以下の物語がある。気長足姫尊（おきながたらしひめのみこと、神功皇后）が新羅へ向かった際に、船で夜に停泊し、陪臣の小浜に勅令を出して、火を探し求めさせた際に、早くに手に入れられたので戻って来た。それを同じ従者の大浜が、「近くに家があるのか」と尋ねたところ、「この島は打昇（うちのぼり)の浜と近く、地形も相続いている。殆ど同じ土地と言ってしまってよい」と答えた。そこで「近（ちか）の嶋」と言ったものを、訛って、「資珂の嶋」とよんでいる。
この条から、大浜宿禰は弟の小浜宿禰と共に神功皇后の新羅遠征にも従軍していることが分かる。

御祭神の小浜宿禰は、この地を治めた安曇族の者であり、故地に祀られていることになるのですが、どうもお稲荷さんのようにみえます。脇の祠はあきらかにお稲荷さんです。どこかで祭祀が混じったのでしょうか？

福岡市東区大岳４丁目小嶽神社 - 美風庵だより

このあと訪問した大嶽神社に江戸時代、伏見稲荷を勧請した記録があります。この小嶽神社も、おそらく同時期にお稲荷さんで上書きされたとかんがえられます。