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西鉄新宮駅で電車を下りて、新宮海水浴場のほうへ歩いていくと、防風林の案内板があります。田畑の塩害防止のために、潮風をさえぎるため江戸時代に植林・整備されたのが、この松原の起こりとされています。
案内板からすぐのところに鳥居があり、参道を登っていくと、社殿があります。本殿は覆屋がかけられており、筑後地方でよくみる様式です。
新宮神社
この神社は、もともと鷭匠給(現在のナイキ製作所内)に鎮座しており、上府と下府両村の産土神でした。しかし神社の運営などで上府、下府の意見が分かれたため、明治十五年九月二日に分社し、現在の場所に移りました。それ以来下府の氏神として信仰を集めています。
その後、明治三十九年(一九〇六年)の神社合併に関する通達により神社の合併が進められ、「ムラ」の中にあった船橋天満宮、竃門神社、恵比須神社、若宮神社などがこの新宮神社の境内に移されました。
二十年に一度、御遷宮が行われ、最近では平成六年にとりおこなわれました。祭神 墨江三前神
3年前にこの神社を訪問したときも気になってはいたのですが、貝殻や松ぼっくりが奉納されています。やはりこれにも意味があるのでしょうね……。
境内社の船橋天満宮です。
画面左側の画像で、大きいお宮がえびす様です。えびす様の両側にそれぞれ石祠がある格好になっているのですが、御祭神がわかりません。現地の案内板だと、いずれかが竈門神社(宝満信仰)のはずなのですが……。
若宮神社と庚申塔が、土俵の横にありました。
過去の訪問記録
福岡県神社誌:下巻382頁
[社名(御祭神)]新宮神社(墨江三柱神)
[社格]無格社
[住所]糟屋郡新宮村大字下府字浜山
[由緒]記載なし。
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.06.03訪問)