夕方の検温
これはもう平熱と言ってよいでしょう。
「炙りビントロ」
賞味期限切れ食材についての話です。充分に注意してください。
食糧庫の奥から、由比缶詰所さんの「炙りビントロ」が3缶でてきました。
これは数量・期間限定の商品で、ビンナガマグロのハラモ、大トロのさらに脂ののったところだけを缶詰にしたもので、6缶入りでの販売でした。
2013年に購入したときの感激ぶりは記録していますが、まさかこのときの残り?
外箱を開封すると、160926の文字。賞味期限を6年経過しています。
どんな具合になっているか開缶してみると、脂ののったマグロの大トロが姿をみせます。オリーブオイルの下にみえる濁ったスープから、ありえないほどの旨味を感じます。
ただ、やはり6年というのはさすがに放置しすぎました。さいしょのひとくちめでごく微量の缶臭(金属臭)を感じます。あたためれば消える程度のもので、じっさい電子レンジで軽く温めなおすと、気にならなくなります。
しかし、むかしはどこにおカネがあったんでしょうかね。よく興味本位でこんなものを買うおカネがあったもんだ……。
残り2缶は、また食糧庫にしまい直しました。数年後に発見してまたこの日記で書くことがあるかもしれません(え?そのまえに死んでるかも?)。
「UTOPIA 最後の世界大戦」「愛ぬすびと」
以前購入してそのままにしていた藤子不二雄ご両名の作品を、よんでみました。
著作権の問題があるかもしれないので、各画像にはわざと網掛けをいれております。
「UTOPIA 最後の世界大戦」のほうは、まるで手塚治虫さんっぽい絵柄です。
『UTOPIA 最後の世界大戦』(ユートピア さいごのせかいたいせん)は、足塚不二雄名義で1953年に出版された藤子不二雄による日本のSF漫画作品。同両人による、最初で最後の描き下ろしの単行本である。100ページ、全1巻。
作品概要
機械文明の発展した未来を描き、それが必ずしも人類に平和をもたらすものではないというテーマを掲げて描かれた。そして戦後間もない頃に描かれた作品のため、戦争批判や戦後復興への憧憬も色濃い内容である。そしてこの作品の中核である「ユートピア」で描かれている、「人々が管理され、裏切り者は弾圧・抹殺される」という点で、管理社会に対する批判も見て取れる。
内容はwikipediaの「あらすじ」にしっかりまとまっていますので、くわしくはそちらをお読みください。
これ、うまくやるとドラえもん映画の元ネタにつかえそうですけどね……。
1973年に『女性セブン』(小学館)に連載された。作者が大垣女子短期大学の公開講座で語ったところによると、女性誌では初の連載で人気がトップになるほど好評であったが、本作の特徴であるリアルな劇画タッチを描くことが当時のスタッフでは大変であったため、13回で終了したという。
「愛ぬすびと」は、妻の手術代を稼ぐため結婚詐欺を繰り返した男が、最後、その妻に結婚詐欺のことを知られてしまうというお話。
こういうのを読むと、ドラえもんやオバQばかりが藤子作品じゃないというのが、よくわかります。