松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

8月6日の日録

蛍光灯もいつのまにかお値段倍以上

デスクスタンド SQ892W 商品概要 | スタンド | Panasonic

書斎の卓上ライトに、いまだに蛍光灯の製品を使用しています。2011年購入ですからすでに10年以上経過しているのですが、蛍光灯の管のながさが約60cmあり、広く照らしてくれるので、お店で売っているLEDライトに買い替える気がおきません。

蛍光灯は特殊なもの(FHF24SED、もしくはFHF24SEN)で、当時から店頭になく、数本まとめ買い前提で取り寄せでした。1本あたり、800円くらいだったとおもいます。

半日前からチラつきはじめ、そろそろ寿命かな?とおもっていたら、点灯しなくなりました。交換するため押入の在庫を確認すると、のこり2本。とりあえず押入在庫から1本取り出し、交換します。

パナソニックさんの製品情報ページを検索すると、いまもまだ商品そのものはあるようです。

2022年3月31日で生産完了となる旧製品

現行品

どちらも掲載があるということは、市場在庫品を安く買えるのだろうとおもっていたら……ありません。

FHF24SENF3

けっきょくあれこれさがして、amazonで注文しました。amazon価格で1本2,000円でした。なんとむかし買ったときの倍以上します。もう、LEDライトじゃないとダメな時代なんですかね……。

順位付け投票とは?

たった1人の候補者ではなく最大5名までを「順位付け」して投票する新投票方式がスタート、何が狙いなのか? - GIGAZINE

現地時間2021年6月22日、候補者を最大5名まで「ランク付け」して投票できる新投票方式を導入した市長選予備選がアメリカ・ニューヨーク市でスタートしました。
(略)
新たにニューヨークの市長選予備選に採用された投票方式は、「Ranked-Choice Voting(優先順位付投票制:RCV)」というもの。RCVは、投票者が候補者を最大5名まで選んで「順位付け」を行った票について、以下の1~3の手順を繰り返して当選者を決定します。

1.過半数が「第1選択」とした候補者がいた場合、その候補者を当選とする。
2.過半数の第1選択を獲得した候補者がいなかった場合、第1選択の数が最も少ない候補者を落選とする。
3.落選した候補者を第1選択にしていた票の「第2選択」に票を加算する。

よりよい選挙制度をかんがえる研究者や評論家のあいだで、1位勝ち抜けがほんとうに正しいのか?についてむかしから議論がありました。どんなにアンチが多くても、支持者をがっちり固めていれば勝ち抜けられるのが、ほんとうに民意を反映しているのかどうかという点です。いま日本で行われている小選挙区比例代表並立制も、比例代表制を(単純小選挙区制に)組み合わせることでこの点に配慮しています。

ただ、いくらでも難しい選挙制度をかんがえることはできますが、開票がとんでもないことになるため、実現は困難でした。

それが、電子投票の導入で、人間が紙をかぞえなくても、外国ではコンピューターがやってくれる時代がすでにきています。

例えばこの優先順位付投票制、日本で導入はまず、導入はむりでしょう。この選挙制度、当選したければ「アンチをつくらない」のが必須となり、選挙戦術そのものが根底からひっくり返ります。現行制度で勝ち逃げたい政治家・世襲予定者(とその家臣団)が本気で嫌がります。いままでのように、商工会経由での締め付け、農協経由での締め付け、公共工事の分配でしっかり餌付け、さらに創●や統一●会の宗教票の足し算で、利権にしらけて投票に行かない層が増えれば増えるほど安泰という構図が、くずれます。

なんだかんだ言って、外国のほうがいかにして資本主義・民主主義を維持し続けるか、腐心してますよね……。

梨の配達。大雨。そしてキツネさんがやってきた。

9時半過ぎに、以前お世話になっていたかたから、梨をいただきました。自分で食うぶんもあるのですが、親せきに配りに行きます。

こんなかんじで8玉はいって、1,000円です。これをこの時期配りまわるのが、親せきへのお中元になってしまっています。

3軒、親せき宅への配達を終え、八丁トンネルを抜けると、土砂降りです。

途中で走るのを断念し、駅の駐車場に停めて雨をやりすごします。もっともひどかったのは10分ちょいだったでしょうか。ワイパーが追いつくくらいの雨量になったので、ふたたび車を出して、帰宅しました。

傘を持って外にでていなかったため、車をでたらずぶぬれです。iPhoneのバイブレーションで着信があったことはわかるのですが、声がしません。カミナリが鳴って、周囲の音が聴こえません。

家にたどり着いて固定電話から着信があった番号にTELすると、佐川急便さんでした。荷物があるとのこと。

7月29日の日録 - 美風庵だより

穴守稲荷にあった九尾のキツネさんです。「製作 大田区立くすのき園」とあったので連絡をとってみると、非売品だが奉納時に製作したべつの在庫があるとのこと。

わざわざ東京から送っていただきました。

(あんた意外と肉厚やなぁ、どこにおけるやろか……)とおもいつつ、とりあえず神棚の正面向かって左脇に居てもらうことにしました。さきほどもらってきた梨をむいて、キツネさんにお供えします。一緒についてきた鳥居は、書棚の一段下で、お供えの背後に立てかけておくことにしました。

東京都大田区羽田空港1丁目 旧穴守稲荷神社大鳥居 - 美風庵だより

これたぶん、羽田空港付近に残っている穴守稲荷の旧大鳥居がモチーフです。

神棚にお祀りして数分もすると、雨がやんできました。

雲が東に抜けたとたん、セミの鳴き声って、これどうにかならんのですかね……。

雨のあいだはせっかく涼しかったのに……。