松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

政界復帰ってなんの冗談?

鳩山由紀夫さん、安倍元首相の『国葬』に異論「死を最大限利用しようとする自民党の思惑が透けて見える」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

鳩山由紀夫元首相(75)が20日、自身のツイッターを更新。この日、9月27日に開催が調整されていると報じられた安倍晋三元首相の国葬について異論を唱えた。
「安倍元総理が凶弾に倒れて亡くなられたことに多くの国民はショックを受けて死を悼んだ」と書き出しながら「ただそのことと国葬は訳が違う」と断言。
続いて「私にはその死を最大限利用しようとする自民党の思惑が透けて見える」と疑惑の目を向けた。さらに「彼によって自死に追い込まれた赤木さんはどう思うのだろう」と持論を展開し、「奢れるもの久しからず、自民党に謙虚さを求めたい」と投げかけた。

複雑な心境 - 美風庵だより

これを書いている途中、ニュースチェックしていてLOOPY鳩山さんを久しぶりに発見しました。

中共、台湾海峡ときて、こいつがめちゃくちゃにしかけた普天間基地移設問題をおもいだします。

<<以下、伝聞を含みます>>

こいつが自社さ政権で与党にいたころ、在日米軍の戦力7割が沖縄に集中しているのはどうか?という議論がアメリカ政府内にあったそうです。

7割が集中しているということは、誰でもわかりますが中共やロシアが核弾頭で飽和攻撃してくれば、戦力半減ということを意味します。アメリカとしては、戦力温存のためには、分散配置がよいわけです。候補としてあがったのは、佐世保・横須賀・オーストラリアへの分散配置でした。

ただ、結果としてこれは実現しません。米軍基地を叩くため、核弾頭の第一目標になるということですから、地元がぜったいに了承しません。

これ、原発誘致と同じ構図です。ほんとうに政府や電力会社が言うとおり安全なら、大消費地の近くにつくればよいのですが、東京湾に原発はありません。ふだんはおとなしくてもいざ事故がおきたら街が壊滅するのがわかっています。それをかんがえて、けっきょくは田舎におしつけます。自分の電力供給エリアでない場所に立地を求めているケースもあるくらいです。

沖縄の米軍基地も同じで、自民党、とくにアベベ信者は「どれだけ補助金だしてるんだ!」と平気で言いますが、いざというとき核弾頭で飽和攻撃くらわない、安全地帯で「てめえら死んでくれ」と言っているのと一緒。ひどいですね。ほんとうにひどい。

皆が皆のために責任を負うなら、ほんとうは分散配置を積極的に受け入れ(一部に犯罪行為があったとしても)「守ってくれる米軍さんありがとう」と教育しないといけないのですが、寝た子を起こしたくないし、選挙で負けるかもしれないので、そんなことを言う政治家は、まれでした。

つまり、米軍基地は沖縄におしつけて原発は原発銀座におしつけて、日本は「嫌なことはみないふり」して成り立ってきたわけです。

そこにLOOPYは「最低でも県外」とやって、大喝采をうけました。

なにか腹案はあるのか?とおもったら、はったりの大嘘。

北澤俊美 - Wikipedia

のちに首相鳩山由紀夫退陣の引き金を引く普天間基地移設問題では、沖縄県外や日本国外への移設を志向する鳩山や社会民主党党首福島瑞穂、国民新党代表亀井静香らに対し、閣内ではいち早く県外、国外移設は不可能との結論を出し、従来の名護市辺野古沖に移設する案への回帰を打ち出し、外務大臣岡田克也と共同歩調を取る。2010年4月20日には鳩山に対し、机を叩いて従来の辺野古への移設案の受け入れを迫ったと報じられた。

けっきょく、北沢さんの指導ですでに敷かれたレールを走るしかないと気づくまで、迷走をつづけます。

「我々は違う」ということを打ち出すことと、外国まで振り回してはったりぶちかますのは大間違いですし「最低でも県外」とやったのをみて「じゃあこいつ自主国防に踏み切れるのか?アメリカの核の傘の下で生きている現状はそのままで、米軍いりませーんなんて通じるか?」と疑惑をいだいたのも、いまとなっては懐かしい思い出です。

アベベが赤木さんっていうけど、LOOPYさん、あんたがおもいつきで振り回した国家公務員さん、赤木さんの事件の比じゃないとおもうけどね。

まぁ、いまとなっては実家の資金力あてこんでこいつを党代表にしていなければ、もう少し民主党政権もみられた姿になっていたかもしれないとはおもいます。

最後の「国民が聞く耳をもたなくなった」という発言をきいて、「あんたが聞くに値することを言わないからだ」とおもったのも懐かしい……

と、おもいきや。

鳩山由紀夫元首相が「政界復帰」表明! 「マジで言っているの?」「悪夢が脳裏に蘇った」とネット上では非難殺到(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

6月10日、鳩山由紀夫元首相(75)は、東京都内で記者会見をおこない、次期衆院選に出馬し、政界復帰を目指す意向を表明した。
さらに、自身が代表を務める政治団体「共和党」から、夏の参院選の東京、神奈川の両選挙区に候補者を擁立すると発表した。
参院神奈川選挙区では、共和党の党首である首藤信彦元衆院議員が立候補を表明。首藤氏は、2012年まで衆院議員を3期つとめた、元民主党の議員だ。

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戻ってくるそうです。それで、露出増やしてるんですね……。

LOOPYさん、カネはもってるからなぁ……。しかも「共和党」って、

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【財政の一元管理】所得税、消費税のみならず、国の公租公課、財投、国債を一元管理にします。税と社会保険料の一体化を行います。
【税の天引きをやめる】給与所得者の所得税天引きを止め、各人が税務申告し、必要経費を課税対象から外します。配偶者控除を止め、自宅介護など所得を得にくい家族に対して家族控除を新設します(所得の無い若者・学生も含めます)。

ここだけまとも。あとは……。金持ちの道楽ですねこれ。