美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

嘉麻市上山田 稲荷神社(五社稲荷神社)


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福岡県神社誌に、「嘉穂郡山田町大字上山田字柿木」に「稲荷神社」があると記載があります。旧山田市役所を下って県道と突き当たる交差点(さがら内科の辺り)の名前が「柿の木交差点」ですから、だいたい位置的には合っているのですが、この五社稲荷とは違うかもしれません。
立派な鳥居からずっと石段がつづき、登ると住戸があります。ご奉仕されているかたのお宅でしょうか。

五社稲荷神社 | 事代主のブログ

今より約千九百年前当時の大和(倭)の天皇景行天皇にて第三皇子倭健命は九州の国を平定の命を受け前方に流れております山田川下流遠賀川の河口から建命の一行は船でこの地にまいりました。
当時この地方は疫病が蔓延していて多くの人々が苦しみ死んでいくあり様を見られた建命は哀れを思い叔母上が斎宮を務めておられる伊勢神宮の下宮に祭神されている五元行の神 通称五社明神に万民救済の祈祷をされ当神社の岩屋に金宝二年十月十五日祭鎮されたのが五社稲荷神社の謂れであります。
(案内版より)

神社めぐりの参考にしているホームページでこのように案内されており、この案内板があるものと期待したのですが、見当たりません。探すのをあきらめて、さらに上に石段をあがっていきます。

いくつもお宮や石祠が並んでおり、ひとつひとつ画像におさめたかったのですが、とにかく境内が狭いため、うまくアングルが決まりません(iPhoneカメラの限界?)。最もよく撮れたお稲荷さんと愛宕権現を日記に掲載しておきます。

本当のところ五社明神がなにを意味するか分かっていないのですが、少なくともこの神社での理解は、(1)お稲荷さん(2)愛宕権現(3)八千代姫大神(4)藤姫大神(5)荒熊大神(6)嶽照大神ということのようです。1柱多いですね。

(6)の嶽照大神というのは、熊野信仰の神様ですから速玉男命、つまり大幡主をまず考えたくなります。(2)は金山彦(=あしなづち)で、すると(3)(4)は、埴安姫(草野姫、大幡主の妹)と木花開耶姫(このはなさくやひめ)か……。

古神道を参考にしてつくられた神社なのか、元々そうなのか、スサノオさんの関係者がずらりと祀られているのです。

わざと寄せて並べたものなのか、どうなのか、疑問を抱きつつ、現地をあとにしました。 

福岡県神社誌:下巻400頁
[社名(御祭神)]稲荷神社(倉稲魂命
[社格]無格社
[住所]嘉穂郡山田町大字上山田字柿木
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2021.05.04訪問)