21日、用事があったので久留米に出ました。
久しぶりに西鉄甘木線を利用しました。nimocaの利用履歴を検索すると、なんと前回は5月30日です。3か月か……。コロナの影響でほんとうに出歩かなくなりました。
発車15分前の車内は、私以外は1名のみでした。先頭車両はガラガラです。
西鉄久留米駅まで乗車したのですが、途中各駅からのお客さんはそれなりにあって、最後はぜんぶ座席が埋まりました。その点は、昨年の緊急事態宣言下とは違うようです。
予定よりはやめに到着したので、天年堂という線香屋さんに立ち寄りました。
ここの製品は、今は亡き久留米井筒屋で取り扱いがあり、何度か購入したことがありました。天然香料主体ですが、うまく化粧品のような香りを乗せています。これがなんなのかはいまだよくわからず、日本香堂(日香)や松栄堂さんの製品でも感じるものと共通するため、おそらくは合成香料なのだろうと考えています。
線香の香りは各社で異なるのですが、ざっくりいうと、いわゆる京線香のような漢薬おおめの辛口系統と、日香や大発系の明るめの香り系統に大別できます。天年堂さんは京線香っぽい雰囲気を感じる商品が多く、有馬の殿様が久留米に入府した際、丹波福知山から一緒にやってきた御用商人の家系ときいて、なるほどと思ったものです。
八女天然線香 – 自然の恵みに感謝して職人が作る無添加の線香
久留米から帰宅すると、自宅のポストにゆうパケット便が届いていました。
知人から地元の産品も紹介するよう話があって、八女・黒木の杉線香を注文したものです。
とりあえず購入した商品を1本ずつ試し、後日、感想を書きたいと思います。
と、ここまで日記を書いていたら、8月15日に山田松香木店に注文した、通夜や初盆のお供え用線香箱が到着しました。郵便屋さん、ゆうパケットで線香は来るわ、ゆうパックでまた線香来るわ、さらに玄関あけたら線香くさいしおっさんは作務衣だし、ぜったいなにかの宗教だと勘違いされていると思います。
私、一般人です。宗教家じゃありません。
オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるバーバー「弦楽のためのアダージョ」を聴きながら、日記の文章を作成します。
19時から、町内会の打ち合わせに出かけました。
なんだかんだ言って、一日すぐ終わりますね……。