松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

7月25日の日録

【本日の所持金:31,522円】

五島勉さん追悼として、こつこつ再読しています。意外と時間がかかるのは、思い出すことが多いためです。ひとつひとつ調べながら読み進めています。

「実説大予言」も、ほぼ同時期に刊行されたものです。こちらは西丸震哉氏との対談がメインになっていました。地球はこれから氷河期に突入し、食料の確保が難しくなって、日本のような自給率の低い国は亡ぶ、といった内容だったかと思います。この本で、西丸氏は食品添加物の危険性についても触れていました。

西丸氏の名前に次に触れたのがこの本で、生活困窮者が高校生くらいだったかと思います。食品添加物などで身体がやられ、平均寿命は41歳になるだろうという内容で、当時、ずいぶんと話題になりました。いまになってみれば、短命化の陰りもみえず、むしろ平均寿命は伸びています。氷河期どころか、温暖化で暑くて死にそうです。

食品添加物否定といえば、これも一時期売れた本です。味の素やアスパルテームをはじめ、あれはダメこれもダメと発狂しまくった本でした。この本が出てから20年経ちますが、あいかわらず味の素もアスパルテームも存在します。本当に害毒なら、死者がでて発売禁止になってもおかしくないはずです。過激に書いて耳目をあつめてカネを儲ける、立派な炎上商法ぶりは、五島勉さんの「大予言」シリーズや、西丸氏の著作に通底するものがあります。

これらが売れたことを考えると「人間は不幸になりたがる生き物」なのかもしれません。

https://www.aska-corp.jp/aska_science/index-21.html

買ってはいけない」の共著者だった船瀬俊介氏は、まだまだ御健在のようです。

上記のホームページの「クスリは飲んではいけない」には、こうあります。

アメリカの死亡原因のトップは“病院”です。現代の病院は、患者を治す所ではなく、“殺す”場所になっているのです。いわば、有料人間屠殺場です。医者や看護士は、さしずめ、屠殺場で働く白衣の職員です》

生活困窮者は、インフルエンザに過去2回かかったことがあります。2度目は、タミフル登場後でした。タミフルの処方をうけ、数日寝て職場に復帰しました。一気に楽になったのを実感し、これが医学の進歩かと驚いたものです。

突発性難聴に襲われたときも、1か月服薬して回復しました。あのまま片耳が聞こえなくなっていたら……。

病院はその性格上、一般家庭や職場より死人が出る確率が高いのは、子どもでもわかります。手遅れになったひとが救急車で運ばれてくる場所なわけですから。死亡「場所」のトップを死亡「原因」のトップと言いかえるのは、有害電波というよりわざと書いているとしか思えぬ中傷です。

よくまあ起用を続ける会社があるものだとホームページを眺めていて、気づきました。

「天然」「自然」がずらりと並んでいます。要するに、そういうのを求める客に訴求して商売をやっている会社なわけです。売れるためには、周囲よりももう一段過激に主張して、目立たないといけない。それを実践しているもの同士が、手を組んだということなのでしょう。

と、こんな感じで、過去を反省しつつ寄り道ばかりしているため、肝心の「大予言」の再読がすすみません。

 

 今日は11時から建物の電気保安点検ということで、立会に行きました。

14時ごろに終わって、今度は、痛風の薬を処方してもらいに、近くの病院に行きました。

玄関に入る手前で検温しているのは、5月に薬を処方してもらいに来たときとかわりません。検温してくれている女性の前に立つと、かなり上からの態度で「手を洗ってください」と言われます。

「どこで洗うの?」

「うしろ」

振り向くと、小さな流し台が設置されています。

「5月に来たときはこんなのなかった。どんどん増えるね」と言うと、やっと女性がすこし笑います。

「6度8分ですね。なかにどうぞ」と言われて、受付に向かいます。

処方箋を出してもらい、外に出て門前薬局に向かう途中に「発熱のあるかたは入らないでください」という看板を見かけました。どうやらここの病院、徹底して厳戒態勢のようです。インフルエンザが流行している時期は、進行方向の矢印と「発熱のある方は裏口で受付します」の記載がある看板が立っているのは目にしていましたが、まさか締め出し宣言ですか……。

コロナのせいか、それとも土曜日の昼からはもともと少ないのか、ほとんど待たずに中に呼ばれました。

門前薬局で「お薬余ってませんか?」と声を掛けられました。

「たしかに余ってますね」と返事をして、「1月おきに病院来てるけど、10週分処方してもらってるから、余りますよね」と言い加えます。「持参いただくと、調整しますから」と言われて薬局を出ました。

 余った薬を客に持参させてその分売るのを減らしたら、収入が減るのではないか?と思いましたが、突っ込まないことにしました。もしかすると知らないところで「~加算」とかやってるかもしれませんし。

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どうやら26日は雨が降らないようなので、帰宅して「神社めぐり」の経路を考えます。地図の青い表示が、これまでに「神社めぐり」シリーズで訪問した各地の神社です。自転車で行ける範囲は、だいたい行きつくしたのがおわかりいただけるかと思います。明日は、黄色い枠で示した範囲(久留米市山本町)あたりを往復してみたいと思います。