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ゼンリンで見るかぎり、天満宮が2社あります。
ところが、福岡県神社誌をみると、天神社と田神社があるとあります。
おそらくどこかの時点で天満宮に上書きされたのでしょうが、それがいつの時点かもよくわかりません。
さすがに現地を訪問して、巡り合った第一村人に質問すれば小字くらいはわかるだろうと現地を訪問してみました。
あまり赤貧と背格好・年齢的に変わらない第一村人だったので安心して福岡県神社誌のコピーを取り出し、小字名について質問したところ「わからん」とのこと。小字名が特定できなければ、さすがにどちらの神社がどちらなのか全くわかりません。
散歩中の第一村人が連れていた犬が噛みつかんばかりに吠えかかるため、これ以上の会話を断念し、どちらがどちらがわからないまま、日記に掲載することにします。
ただ、どちらがどちらであったとしても、現在の地元民からすれば、両方とも菅公を祀る天満宮であることにはかわりはなく、どの時点で祭祀がゆがめられたのか、まったく知る由もありません。おそらく、さらに数十年もすれば、大幡主の痕跡なぞ消え去ってしまうでしょう。
そうなるまえに、少しでも現皇室(崇神王朝)が徹底して消去しようとした前王朝・筑紫君の痕跡を、少しでもとどめておきたいのですが……。
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[福岡県神社誌(抄)] 下巻407頁
[社名(御祭神)]天神社(菅原神、埴安命、吉祥天)
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2019.10.20訪問)
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[福岡県神社誌(抄)] 下巻408頁
[社名(御祭神)]田神社(埴安命)
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2019.10.20訪問)