美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

さかき

知人が榊のタネを採取したのを送つてくれるさうだ。
近くにある神社の神主が學校の同級生らしいのだが、榊を毎囘調達してたらしい。
「榊は黒い實からタネを取り出して、洗つて翌春にまけば芽が出るんですよ」と教へて、蒔いた殘りを送つてくれるらしい。
タネから育ててたらものに成るまでいつたい何年かかるのかと思ふが(插し木でだいたい4,5年はかかつたと思ふ)、插し木するより廣範圍にばらまけるから、まあ、數打てば當たることに成るんだらう。
 
で。
 
そんなもんの殘りをマンション暮らしでもらつてもしやうがないと思ひつつ、ふと思つたが神棚の榊は正月以外、造花なんだなこれが。
タネから直接發芽させてみると、造花にたよらなくてもよくなるかもしれない。
 
屆いたらどうするかもう少し思案してみよう。