松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

末廣稲荷神社

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16日、丸一日お休みをいただいて、個人事務所の用事を済ませに小倉と下関に行きました。午前中、早めに家を出て、旧稲荷町にある末廣稲荷神社を訪ねてみました。
西小倉駅近くの知人が契約している駐車場に車を停めさせてもらい、JRとバスで下関・唐戸に出ます。
赤間通りを歩きます。この一帯は空襲で焼けたとのことで、前回の新地遊郭跡のような痕跡をみることはできません。

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神社の案内板に「日本の廓発祥の地とも呼ばれています」とたしかに書かれています。

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往年の神社の姿と街並みに驚きます。ほんとうに同じ場所なのでしょうか。

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鳥居をくぐって坂をのぼると、石段の先に神社がみえます。

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1986年に改築された、往年の姿がどこにもない可愛らしい神社でした。

麓にある明治のころの写真と見比べるとわかりますが、石段がぎりぎりまで民地にとりこまれてしまい、社地も、社殿のあるあたりを残して削り取られてしまっています。裏側にまわると、寄進者の名前が刻まれた玉垣の一部が並べられていました。取り壊されたのでしょうか。この社殿の裏には物干し台すらある始末で、もしかすると誰かの私有地に建っているのではないか?とすら思えてくるほどです。

姉と妹の相性

昨日の話の続きです。姉と男親・女親の相性が安壊で、両親から姉は壊される関係だという話はしました。妹のほうはどうかというと、両親どちらとも相性が良く、こちらは問題なさげに見えます。
姉と妹は友衰ですから、カネが絡まない交友関係であれば、非常によい関係です。この関係を良好に保つ秘けつは、あまり相手のなかに踏み込んでいかないこと。おそらく、「姉の意思を尊重する」旨の発言は、まったく掛け値ぬきの発言です。そして、あれを両親は反抗(反逆)とはとっていません。
唯一の接点の発言だけに、まにうけて悩んでいる可能性はあります。
しかし、話が具体化してくればうまくいかなくなるのも友衰で、理想と理想のぶつかり合いとなってしまい、おそらく姉を支援することもなくなるでしょう。
公称の生年月日から観た相性はこんなところでしょうか。
ただ、昨日も書いたとおり相手の男と姉は冲の関係にあるので、冷めると一気に崩壊します。赤貧が気になるのは男の咸池で、このあたりから、関係が終わるのではないかと観ています。月柱にある咸池はそこまで悪さはしない、と書く教科書もありますが、男の咸池は悪がしこさとスケベの星であることはかわりありません。

「忠臣蔵」

忠臣蔵 [DVD]

忠臣蔵 [DVD]

 

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DVDが出ているのは知っていましたし、いずれどこかで手に入れたいとは思っていたのですが、なかなか中古でも安くならず、待っていました。先日、やっと中古を入手しました。
元々の作品は1985年に、日本テレビ紅白歌合戦の裏番組として12月30日と31日に放映したものです。ビデオ(DVD)化にあたり、こまかい改変はあるらしいのですが、もともと完全に覚えていたわけでもありませんから、とくに気になることはありません。

1985年当時、ビデオに録画したりしていませんでしたから、まず赤貧が入手したのは、出版台本でした。これも長いこと所持していたのですが、引っ越しを繰り返しているうちにどこかにやってしまったのが、返す返すも残念です。
再放送をたまたま録画できたのが数年後で、赤貧にとってそれまでのあいだのこの作品のイメージは、出版台本がすべてだったともいえます。

久しぶりに映像作品として見直してみると、記憶にない部分も多々あるものの、意外と覚えていることに驚きました。むろん、こまかい台詞のいちいちが記憶にあるとまでは言えませんが……。
忠臣蔵はすこし前まで、毎年どこかのテレビ局がやっているような状況でした。

伝統的なプロットは決まっています。新味を求めて切り口を変えるのもあるのかもしれません。しかし、やはり記憶に残るのは、杉山義法さんのこのオーソドックスな台本であり、みごとな役者陣です。とにかく顔触れが、豪華。そして、時代劇の雰囲気が板についているベテラン勢が多いため、観ていてしっくりきます。いまどきのハイビジョン映像のように、妙に明るすぎない点もよいところで、時代劇に関していえば、撮影技術があがりすぎても、雰囲気がこわれる気がします。
このあとも様々な「忠臣蔵」物を観ましたが、最も手堅くわかりやすい作品として記憶にとどめてよい作品です。
久しぶりに観て、泣きました。
大石内蔵助が妻に離縁を切り出す場面、ふたりの垣見五郎兵衛が宿屋で鉢合わせになる場面、荻生徂徠と林大学頭が、浪士の処分について将軍綱吉のまえで意見を戦わせる場面、ひとつひとつは短いものの、演技で盛り上げます。
出版台本のほうも、もう一度、どっかで安く手に入らないかな……。

よくグレなかったものです。

四柱推命などの占い関係の記事はカウンタ数が伸びるのですが、書くために命式を調べていると嫌になることもおおいものです。なので、どうしても気になったときしか書けません。
16日、下関・小倉からの帰り道にニュースを眺めていると、皇室の某女性が初の海外公務をされるとの記事がありました。コメント欄を眺めると、彼女の姉とその婚約?者に関する悪態ばかりで気の毒を通りこし、気色悪さすら覚えました。
 
多少でも宿曜や四柱推命をかじったひとならすぐに気づきますが、この姉は、男親・女親の両方から壊される関係にあります(両方とも安壊)。男親・女親は業胎ですから、お互いの前世と来世でも縁がある良好な関係です。おそらくは恐ろしいほどおしどり夫婦でしょう。
かたや姉は畢宿ですから、表面は温和ですが芯は頑固でマイペースで、悪くいえば短慮・視野狭窄のところがあります。今回の相手選びは、悪い面が出ました。叩かれれば叩かれるほど、意地になります。
相手の男性は角宿ですから関係は悪くありません。なにかにつけて両親が(この宿星の関係であればおそらく女親のほうが、想像以上にきつく)姉をどやしあげているはずで、そのうっぷん晴らしに男性にのめりこんでいるとみることができます。男親ともうまくいっていませんから、彼以外に話せる男がいないのです。
ネットには「相手の男のテクで落ちた」みたいなひどい書き込みがあります。相手の男は命式に咸池がありますから、相当な女好きだと赤貧も思います。ただ、姉のほうはおかたい命式ですから、それはないと観ます。
ここまで差があると、男のほうは下半身を外注しないと耐えられない気がします。
しかし、今回あらためて公表されている生年月日で親子関係をみて、よくまあグレなかったものだと思います。ふつうは親のどちらかが逃げ場となり、手加減してバランスがとれていきます。ところが、男親に女親がぞっこんで、男親のためになることが生き甲斐の関係があり、その女親のほうが姉との相性は悪い。女親が見下してとことん締め上げますが、男親とも関係が良くないから、助け舟を出しません。
 
四柱推命では相手の男性と姉の関係はよくありません。冲があります。いずれ互いの正体に気づき、必ず別れる関係です。性格的には栄・親の関係なのでDV化するとは思えませんが、姉が思っている以上にありえない事実があって、いずれ発覚して別れさせられることになるでしょう。
赤貧が思うに、姉にとって2019年は空亡で傷官ですから、今年のうちに動く可能性があります。