松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年3月18日(月)の日録。

わかったうえでやるなら問題はないのでは。

震災発生時、1歳だった鈴木さんに当時の記憶はない。栃木県や会津若松市などで2年間避難生活を送り、南相馬市に戻ったと家族から聞いた。小学生になり、母から当時の悲惨な状況を聞いたほか、姉からは「昨日まで遊んでいた友達の家は津波で流され、みんなと別れた。避難所で生活するのはつらい」と教えられた。
「信じられない。震災をいろんな人に伝えないといけない」。震災を伝えるマーチングバンドの活動「福島のいま報告会」では、震災を直接知らなくとも、当時の状況やこれまでの復興の歩みを自ら調べ、発信している。

紡ぐ、いつまでも 東日本大震災13年、中学生「未来への手紙」:震災13年目ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

yahooニュースのコメント欄に「記憶もないのに語り部だと?」という批判がチラホラ見受けられます。

それはどうでしょう?

子供のころ、周囲の大人やほかの子供がいかに困っていたか、どういう苦労をしたかとか、そういう部分は話ができます。震災のときに1歳ということは、いわば復興の同時代人です。なにも下敷きになったとか避難所で暮らしたとかだけが、経験であったり記憶ではありません。

あまり気負わずやっていければ、と思います。

ただ、こういう活動をつづけていると他の被災経験者と交流していくうちに、自分が経験していないのにさも経験したかのように錯覚しはじめる、要は「演者化」していくことがあります。そういうのに染まらないようにはして欲しいのですけどね。

 

18日の記録。

値引きシールで半額64円になっていたので、はじめてヤマザキパンのバゲットを買いました。見た目はそれっぽいですが、噛み心地はフランスパンっぽくはありません。ヤマザキさん、まじめに本場のかたさを求める向きはそう多くないと判断しているのでしょう。

お砂糖由来の甘さがない、小麦粉とほんのりライムギ粉がはいった食パンの代用品と解してよいとおもいます。

どこの製パン会社も食パンに柔らかさや甘さを追求している昨今、このくらいのやつがちょうどよく、たいへん美味しく頂きました。

山崎製パン | BRAND PAGE[ふんわり食パン]

たしかに、高齢化社会で製パン会社が生き残ろうとおもえば、柔らかいにこしたことはありませんからね……。

 

なんか違うような?

議員に「あんたの相手をしないといけないので時給のよい仕事を選んで遠くに出稼ぎするわけにもいかず、かといって地元の最低賃金に毛が生えたカネで生活するのももうかつかつ。いいかげんあんたを切らないと余裕がないんだけど?なんで当選1年経ってまだ手取り足取りなわけ?人生経験はあんたのほうが豊かなはずでしょうが」と言ったら「車検代を支援します考えなおしましょう」とかなんとか言い出しました。

なんかね……( 一一)根本的に、なにかが違うんだよなあ。

仕事としての学問 仕事としての政治 (講談社学術文庫)

いまさらこういうところから読めとは言いませんが、もう少し、どう見ればいいのか、そこを気づいて欲しいんですけどね……。