いまさら驚く話でもなくて。
2022年で最も多いのは年収500万円台で、次に多いのは600万円台と1000万円以上の層だ。日本全体が貧しくなっているのとは裏腹に、子育て世帯の年収は上がっている。共稼ぎの増加によるものだろうが、300~500万円台といった中間層では結婚・出産が容易ではなくなっていることもある。
結婚・出産の階層的閉鎖性が強くなっているのではないか。
小室直樹先生のお弟子さんである山田昌弘さんが「希望格差社会」でこうなりつつあることを示したのが2004年ごろの話でした。
あれから20年でほんとうにそうなったな、というだけです。いまさら驚く気もおきません。なるべくしてなった、という気すらしてきます。
人口オーナス期を少しでもはやく脱却したければ、少子化対策、現実には若年層と勤労層の所得補償と減税・免税をするのがまず先決だったわけです。
ところが世代間の所得再分配は年々苛烈になっています。
高齢化率が上昇しているということは、人数が増えているということ。
高齢者一人一人の年金額を抑えたところで、焼け石に水な状況になっています。
問題は30~50代の子育て世代、とくに子供の大学進学だのなんだのとカネが掛かる50代前後の、年金受給世代への所得移転の格差が年々ひらくばかりという点です。
この状況を「霞が関埋蔵金」だの「経済成長」だので一発逆転できると吹聴しまくっていた学者さんが居ましたが、ケロリとそんなことを忘れたかのようにいまも活躍中です。私は経済学なんてまったくわかりません。周囲に勧められ講演会に行ってもこの学者が山師かなにかにしか見えなかったのですが、有権者にきついことは言えない現役政治家のみなさんほど、甘い言葉を信じて会費をはらって講義をうけ、政党崩壊するまで師事していました(笑)
さすがに馬鹿らしくなり、日本新党~新進党のビラ配り時代からつかず離れずでやってきた私もこの政党を見棄てましたし、現在、こちらから当時のお知り合いに連絡を取ることはありません。
たまにコメント欄に連絡くれと書き込みがあることはありますが。
15日の残りの記録。
今日は知り合いのお店の店番です。12時に甘木を出て、19時ごろ向こうを出ます。
空は雲が多めですが、降り出すようすはありません。
店番に来ましたが、誰も来ません。暇を持て余し、持ち込んだパソコンでyoutubeを眺めます。
youtu.be阪急・南海・名鉄 駅案内放送の意外な「共通点」 - YouTube
西鉄電車は
「つぎにまいります***行き(普通)(急行)(特急)は、*番のりばからご乗車ください」
「*番のりばの*時ちょうど発の電車は***行き(普通)(急行)(特急)*両で*扉です。整列乗車に御協力ください。ご乗車の際はホームのすきまが広いところがありますのでご注意ください」
くらいしか言わないので、関西関東のJRや私鉄のとことん自動放送化した案内を聴くと、都会に来たなぁ、という感じがしてしまうのです。
帰りみち、ブラームスの4番を聴きます。なんだかんだ言って4番がいちばんピンときますね。1番は演奏会で聴くぶんにはいいですが、常日頃からあの闘志とエネルギーを摂取する気力はもうありません。
16日朝の記録。
15日、帰宅する途中でイオン系列のお店に立ち寄りました。豆腐ハンバーグと焼き芋の売れ残りが安くなっていましたので、明朝の朝食に買い求めました。あとはいつもどおり、お弁当とコーヒーを準備します。
しかし、朝めしが99円の焼き芋と、120円の豆腐ハンバーグか……。