よなかの洗濯。
６日、福岡市内に売り家の家相を見に行きました。
相談者のかたとわかれ、西鉄福岡駅まで歩く途中、よそ見をしていて背広を汚してしまいました。さすがにコーヒー臭がするのはまずいので、背広を洗います。
うっかりなにを勘違いしたか、交互に着ているもう片方も一緒に洗濯機に突っ込んでしまいました。洗濯機に水を張り、背広を沈めてから気づきましたが、遅すぎます。
７日の朝、ほんらい出かける用事があったため、袖をとおしてみましたが、ちゃんと乾いているのには驚きました。さすがはポリエステルですね……。ウールだとこうはいきません。
後援会名簿のＭＤＢ
ほんとうは９時半から約束があったので８時前に出かける準備をしていたのですが、先方からＬＩＮＥと電話で日にちをずらして欲しいと要望があったので、選挙立候補予定者の後援会名簿用のＭＤＢ（Accessのデータベース）を作成していました。
ほんとうはこういう既製品をつかってラクになる道をかんがえないといけないのですが、いかんせん今回の選挙に本人が用意した自己資金額を知っていますから、あまり高いものは勧められません。これから寒くなりますが辻立ちの尻も叩かないといけませんし、なかなかたいへんです。
候補者名のはいったのぼりを持たせるわけにはいかないので、「交通安全」「本人」と書いたのぼりを準備しないと……。
家相の基本。
占い師のみなさんがそれぞれ特色をだして家相について本を出していますが、基本はそう難しいことはありません。
べつにこれでメシを食うつもりはないので、簡単に書いておきます。
- 「三所三備」と言い、北東（鬼門）・中央・南西（裏鬼門）に、玄関・キッチン・トイレがないのが大原則です。とりあえずこれがクリアできればＯＫ。細かいことは可能な範囲でかんがえましょう。
- 北が高く、南に下がっている土地（「晋土」）、もしくは西が高く東が下がっている土地（「魯土」）を選びます。ただ、これにこだわりすぎると買える土地がないため、戦前のふるい地図を今昔マップか公立図書館で確認し、むかしから集落がある場所かどうかを確認します（客土・盛土しまくりの新興住宅地や池を埋め立てた土地は可能なかぎり避ける）。ふるくから集落がある場所は風水害の影響を受けにくい、市区町村が発表するハザードマップにひっかからないエリアが多いはずですが、念のため確認しておきましょう。
- 周囲が高く真ん中が低い土地（「衛土」）と、丘や山のてっぺんは避ける。「衛土」は、ハザードマップで浸水想定区域になっていることも多いものです。
- 私より年配だと、庭の池を金運のステータスとみなす風潮があります。池を金運につかうためには滞水は厳禁なので、つねに湧水か川からの導水、もしくは常時ポンプアップで水流をつくってやる必要があります。カネがかかるのでおススメしません。すでに大金持ちじゃないかぎり、維持は無理でしょう。
- 火事が起きた土地を嫌忌せよと主張する占い師がいますが、東京・大阪・名古屋・福岡・小倉・八幡・久留米をはじめ戦後発展した大都市中心部はどこも空襲でいちどは焼けています。気にする必要はありません。
- 建物はなるべく四角になるようにします。駐車場などのため建物に凹凸をつくるのは「欠け」となるので避けます。どうしても収納スペース確保のため張り出しが欲しければ、建物は四角になるようにつくり、駐車スペースの奥にヨド物置でも置いてください。
我が家の場合、すでに完成ずみ売れ残り物件だったため、あとから手をくわえられる状態ではありませんでした。現地見学時にもらった間取り図に方位線を書きこんだものがこれです。
鬼門・中央・裏鬼門の線上に、トイレ（便器）、玄関、キッチン（流し台）がないのを確認して、これで了としました。日ごろ住んでいる（この日記で「書斎」と呼んでいる）のは紫に塗った部屋で、思いっきり鬼門～裏鬼門の方位線を踏んでいます。家相からいえば東の和室にこもるのが正解ですが、家の奥になりすぎて防犯上不安もあり、けっきょく、鬼門・裏鬼門の方位線上で暮らしています。
神棚がある位置は赤丸のところで、東や南向きになっておらず家相的にはＮＧです。とはいえ、ふだん起居している部屋にあるのが理想でありエアコンの配置上、風が吹きつける場所には置けませんから、ほかに置ける場所がありません。
まだそこまで大病したということもありませんし、なんとかいまも生きながらえてはいますので、このくらい気をつけていれば充分なのではないかという気がします。
しょうじき、気にしすぎると暮らせる場所がなくなるのが家相なんですよね……。
