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長い参道にただならぬお宮さんの雰囲気がただよいます。福岡県神社誌では「無格社」となっており、これで「無格社」とはどういうことかと考えてしまいました。
社殿を横からみると、この豪壮さです。拝殿が妻入りというだけでも、特別感があります。
すでに訪問した三潴町西牟田本町の三島神社でここは「下の宮」とされていました。どうやらむかしは、三潴町西牟田本町の三島神社とセットだったようなのです。
水路にかかる御神橋の雰囲気も、他のこの地にある三島神社とは違います。そもそも楼門がありません。出自がことなることが、みてとれます。
拝殿から本殿まで、斜めの位置から撮影してみました。
じつにカネのかかったつくりですし、立派なのですが、どうも垢抜けすぎています。
不思議なので調べてみると、1924年(大正13年)に三潴町西牟田本町の三島神社から分霊し、すでにあった秋葉神社・毘沙門天と併せて祀ったのがはじまりとのこと。
今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)
1920年(大正9年)発行の地図には鳥居マークがありません。おそらく、もっと小さな神社だったのではないでしょうか?
境内には水天宮のお宮もありました。おそらく、水神様として祀られているものでしょう。
福岡県神社誌:下巻434頁
[社名(御祭神)]三柱神社(大山積命、味耜高彦根命、大名持命)
[社格]無格社
[住所]三潴郡西牟田村大字西牟田字城崎
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.01.15訪問)