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訪問するまで「天神社」の誤植だと思っていました。
現地に行くと鳥居の扁額も石碑も「天社神」です。「あまつやしろのかみ」もしくは「てんしゃじん」と読めばよいのでしょうか。
現地の案内板では、ご祭神は菅公とされています。こう言っては失礼ですが、菅公ごときが天界を統べる神とは、いったいどうしたことでしょう、
むろん、菅公に朝廷が与えた神号は「天満大自在天神」であり、かなり上級の神として扱っているのは間違いありません。
とはいえ、これまで各地で「天神社」「社日神」として埴安命こと大幡主(博多のお櫛田さん、国常立命、神皇産霊神、元祖八幡神)が祀られてきたことを思えば、どこかで記憶が混濁した結果ではないかと考えてしまうのです。
そもそも三神を祀ると書いて、現在の御祭神は菅公というのですから、いまここにあるのは整理された後の姿なのは、明白です。
現地案内板によれば、天神免という地名があり、そこの溜池は天社神の御手洗いであったと書かれています。
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さすがに保育所を画像撮影する度胸はありませんでしたが、どうやら天神免というのはこの辺りの地名のようです。池らしきものは見当たりませんでした。過去の航空写真も解像度が悪く、よくわかりません。
しかし、神様のお手洗いってなんでしょうね?
福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2021.09.28訪問)