美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

負け組の遠吠え(10)

読み返し全面改稿しました。

朝5時ごろに起床して日経電子版を読み、メールチェック、ブログチェックをするようにしています。ひととおりチェックを終えてから、朝の支度にとりかかります。
反ワクチン派に染まった看護学生がLINEで、久しぶりにネタを送り付けてきていました。

「ワクチンを打った母親から生まれた奇形児の画像」はデマ | ほえのブログ

デマッターが出した画像は、2019年9月21日にニュースサイト「METRO」の記事で報じられたものです。
新型コロナワクチンの世界初の臨床試験が始まったのが2020年2月26日(米国)、世界初の接種が始まったのが2020年12月8日(英国)なので、デマッターが出した画像は新型コロナワクチンとは何の関係もありません。

「こんどはワクチンを打つとどうなるのだろう?死ぬのか?病気になるのか?」と、半ば期待しつつ馬鹿にしつつリンクを読むと「奇形児ができる」という内容です。

この記事を書いた医師は、反ワクチンでフォロワーを1万人以上稼ぎ、講演でずいぶんと飛び回っているようです。彼のような「インフルエンサー」が記事を掲載すると、2,3日ほどして反「反ワクチン」派のかたが情報収集して反論を掲載します。

両方読み比べると、今回はこういう話のようです。

(1)ワクチンの治験参加者から「接種後28日間子作り行為を禁止」という誓約書をとっている。一般的に新薬治験(人体実験)だったら普通に書いてある条項をことさらに騒ぎ立て、煽る。

(2)ワクチンの臨床試験は2020年2月に開始なのに、2019年以前にインドのニュースで取り上げられた画像を利用してトルコで報道されたかのように仕立て、さもコロナワクチンを接種した妊婦と関係があるかのように騙し、煽る。

まぁよくも次から次へと考えつくものだと思いますが、この彼の名前になんとなく見覚えがあります。

ワクチン接種で高校生死亡との誤情報を流したナカムラクリニックさん、名指しした当該学校法人が激怒し否定したため記事削除も陰謀論者の信者さんが魚拓を拡散し始める地獄絵図 | まとめ部

ワクチンで死ぬ子供たち - 僕の感性

ほんの1か月ほどまえ、コロナワクチンを接種して高校生が多数亡くなっているという記事を発表し、実名を出した私立高校から抗議をうけ、記事を削除しています。

事実誤認なのか創作なのかはともかく「そんな事実はない」と当事者から抗議をうけても信用がおとろえず、まだ講演依頼があって、飯が食えるというのは、じつに恐ろしいことです。

世のなか「騙されたがっている」のかもしれないとすら、思えてきます。