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地元民には知られていることですが、水神 罔象女神(みずはのめ)と安徳天皇ほか平家一門を祀る神社です。彼らの化身が、河童だというのが伝承です。
江戸時代に、スポンサーである有馬の殿様の意向で天之御中主と荒五郎水神を取り替えた久留米水天宮の原型のひとつである貴重な存在です。
表向きは応神天皇となっていますが……。
今ではすっかり立場が逆転しているものの、この神社の境内に「さんやさま(月読神社)」があります。
赤貧は生まれつき左目が悪く、小学校にあがるころには、失明していました。月読命は目の神様とされていたため、親戚の口コミで、祖父とお参りするようになりました。ただ、実際のところは楽しみは植木市でした。田主丸に来ると、かんきつ類の苗木を育てる植木屋さんがいっぱいあったのです(いまもそうですが)。
月読神社の隣にあるこちらが元々むかしからある神社で、月読神社が明治になって境内に勧請されたものと知ったのは、ずいぶんと後になってからだったと思います。
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[福岡県神社誌(抄)]下巻421頁
[社名(御祭神)]馬場瀬神社(罔象女神)
[社格]無格社
[住所]浮羽郡田主丸町大字田主丸字東町東内畑
[境内社]記載なし。
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(2020.02.08訪問)