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春日市須玖北 白川伯王益寿稲荷神社

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白川伯王益寿稲荷神社 古墳めぐりウォーキング

こくんぞさん・白川伯王益寿稲荷神社 ~福岡県春日市須玖北の祠・神社 | 九州下町おやじの珍道中

029 伏見稲荷様も九州出身 “春日市の白川伯王益寿稲荷”: ひぼろぎ逍遥(跡宮)Sympathy for the Devil

 

「お稲荷さんの原点」であり、「神宮の外宮と伏見稲荷に分化するまえの原型」とネットで称されているお稲荷さんです。

2015年と2016年に玉福食堂を利用したおり、早めに現地に着いて探したのですが、二度とも探し当てることができませんでした。

どうも雰囲気的にこの民家ではないかと思っていた場所までは気づいたのですが、どう考えても民家の敷地を横切るため、まさかそんなはずはないと、当時、遠慮したのです。

警報が出るかもという状況のなか、久しぶりに須玖北を訪れてみました。

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あきらかに民家の敷地っぽいところにあります。うっそうとしていて、入口も隠されており、横から入るようになっています。

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お稲荷さんというと朱色の鳥居とすぐ連想してしまいますが、ここは原型をとどめた木製のものです。地面に穴を掘って石を埋め、その上に柱を立てたものです。小さな境内ですが、雰囲気が違います。ここがお稲荷さんの原型のひとつとあらかじめ聞いてから訪れているせいだけでも、なさそうです。

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本殿に向かって扁額が3つあり、「宇賀神」を書かれたもののほか、「正一位出勢稲荷大明神」と書かれたものもあります。「出勢」は「しゅっせ」ではなく、「いせ」と読むそうです。

タイトルに記載させていただいた「白川伯王益寿稲荷神社」より、おそらくこちらの「いせいなり」が本当の名前なのだと思います。

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嘉永5年(1852年)、安政2年(1855年)、文久2年(1862年)と、ざっと眺めただけでも古い絵馬がずらりと奉納されています。飾るところがなく、天井に絵馬が張り付いている神社なんて、はじめてです。

実際に来てみると、これほどのものが現在も存在していることに驚いてしまいました。

この近辺は古墳も多く、古い神社も多数ある地域です。雨の心配がない日をえらんで、再訪したいと思います。

今度再訪するときは、ちゃんとコップ酒数本くらい買ってから来ないといけません。

(2019.06.29訪問)