松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

近所の焼き鳥屋にて

月に2回ほど、徒歩圏内の焼き鳥屋に行きます。
そこで話になるのは、年末以降の客足の途絶え。食材や酒を仕入れている卸とも「ひまになった。どこも客が少ない」と話をするとのこと。この甘木町内の料飲店全体で売り上げが落ちてきているようです。
その原因についていろいろと店主やほかのお客さんと話をします。
仮説として考えているのは、現場監督として一昨年の大雨で被害にあったエリアに災害復旧工事等で現地入りしていた人たちが去りはじめたのではないかということ。実際、鹿児島や広島から復旧工事に動員された単身赴任者や、災害で1年人事異動が凍結になった国家公務員のかたなどと、その焼き鳥屋で話すようになりました。彼らの連れも西日本各地から来たかたばかりです。
つまり、次第に復興していると感じていたのは錯覚で、ゲタを履いた姿を今の現状と勘違いしていたということ。
この仮説が正しければ、これから先が思いやられます。
おそらく4月になって、人事異動とかでひとが動けばはっきりするのでしょうが。