今年も聴きにミューザ川崎までやって来ました。パンフレットを眺めていると、来年は3日開催とのこと。1日少ない?とよく見たら、東京芸大の名前がありません。
なにがあるのかは部外者は知る由もありませんが、3校連続で聴くのはなかなかつらいので 2校ずつ四日間にしても良いのではないでしょうか。
さて、この日の演奏について言うと、洗足=秋山コンビのバルトークが群を抜いていました。一曲目の昭和=齊藤のシェエラザードも悪くないと思ったのですが、最後が良すぎた。
チャイコの5番は、演奏する側にとってあまり楽しい曲ではないですし、聞く側にとっても、なにか味付けがないとツライ曲です。コバケンのチャイ5が有名ですが、逆に言うとあのくらいしないとつまらない曲に聴こえるものでもあるわけです。現田さん、少しカッコつけすぎたかも。
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第9回 音楽大学オーケストラ・フェスティバル2018
www.kawasaki-sym-hall.jp出演
昭和音楽大学(指揮:齊藤一郎)
国立音楽大学(指揮:現田茂夫)
洗足学園音楽大学(指揮:秋山和慶)
曲目
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』作品35〔昭和〕
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64〔国立〕
バルトーク:管弦楽のための協奏曲〔洗足〕
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