松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

大善寺玉垂宮

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所用の途中、大善寺玉垂宮に久しぶりに立ち寄りました。
傘橋を渡ると大善寺玉垂宮なのですが、宇佐八幡宮の正式な参道が呉橋であり、呉橋から数百メートルのところに「大善寺」がある不思議な一致をみると、やはり同じ民族が枝分かれしながら日本中に展開していったのではないかという漠然とした感触をもちます。
民族の規模が大きくなり、首領の権力が強大化していくなかで、最初は小さな祭祀の場だったのが、大規模な墳墓や寺社を擁するようになっていく。その繰り返しだったのではないか。こういうのをきちんと研究できるような余裕のある生活ができる日は来るのでしょうか。赤貧ももっと稼いで赤貧を脱却せねば……。