美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

鳩除けネット工事のその後

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鳩除けネット工事が終わりました。
マンションのありとあらゆる場所をネットで覆いつくし、ネットが設置できないところには剣山を設置していただきました。
工事が終わってひと安心、あとは事業者から請求書が郵送されてきたら、支出伝票にハンコを押して管理会社に転送するのみ……と思い就寝したところ、朝6時ごろ、鳩の鳴き声で目が覚めました。
クウ、クウ、と鳴き声がするほうへ足を運ぶと、先日ネット張り工事をしたベランダでした。ネットの外にちょん、と立ち、鳩2匹がベランダを食い入るように眺めていました。
じつは、ベランダの室外機の下に、鳩が巣をつくっていました。ヒナ2匹と大きい枝は事業者の方がビニール袋にいれて引取り、事業者が立ち去った後、ホースで水をかけながら洗剤をまいてブラシをかけて清掃したあとが、先日の写真でした。
おそらく、自分たちのヒナが見当たらず、しかも立ち寄れなくなった悔しさを訴えているのでしょう。赤貧が近づいても、動じません。
5月に県道側(東向き)を施工したあと、6月に巣をつくられているのに気づいて、卵ごと撤去したことがあります。さすがに日記に汚らしい写真を載せるわけにはいかないので触れませんでしたが、盆を過ぎて、また営巣されてしまい、さすがに2度目はブチ切れ、追加施工を早めに予定立てた経緯があります。
ネットの外から睨みつける鳩2匹を見ていて、6月にキンチョールを吹き付けてむりやり巣から立ち退かせ、卵ごと巣をゴミ袋に放り込み、洗剤と水で洗い流したときの鳩と同じだということに気づきました。
鳩は1か月おきに発情します。6月に巣を撤去されたあと、盆はほかの場所で巣をこしらえたのでしょう。そして盆過ぎに、ふたたび赤貧のベランダに戻ってきたのです。
1階から10階まで非常階段を施工中にヒナ4匹がみつかったのを思い出し、外に出て非常階段を眺めます。ネットに体当たりしている鳩がちらほら居ます。おそらく、ヒナたちの親でしょう。……いくら拝金主義で非情な赤貧といえども、こうも親の愛を見せつけられ、さすがに胸が痛みました。
しかし、卵からかえって早くて2週、遅くとも3週以内には飛び立てるようになる鳩の習性を考えると、居つかれては困るのです。このマンションに住むたくさんのひとが迷惑します。
これは仕方がないことなのだ、と言い聞かせながら、仕事場に向かうのでした。