美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

ワイン

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赤貧はひごろワインを飲みません。
味がわからないからです。

日本酒やウィスキーなどはいただくし、焼酎も米や麦は呑むのですが、どうもワインはほかの酒とは別物な気がします。よほど良いつまみや料理をあわせないといけません。たいていの料理に、酒が勝ってしまいます。

という赤貧の家の冷蔵庫に、1本だけワインがあります。前の職場を追い出されたときに退職祝いにいただいたもので、いっしょにハムとかもいただいたのですが、こちらはその日のうちにぺろりとウィスキーとウォッカのロックでいただいてしまいました。ワインはしばらく思案した結果、冷蔵庫へ。そしてそのまま放置してしまいました。
封を開けようとすると、コルクを抜くものが我が家にはありません(笑)。マンションのほかのかたから借りてきて、栓を抜いてみました。
グラスに注いだ時点で、非常に華やかな香りがします。ぶどうジュースがいくら香りが良くてもこれほどの香りはしません。これが発酵のちからなのですが、匂いを嗅いでちょろっと舐めて、肉を焼くか、魚を合わせるならバター多めにするかとか、思案にくれてしまいます。これがピート臭の強くないウィスキーや日本酒であれば、いりこをごま油でかるく炒って、それをつまみに本を読むようなこともできるのですが、そんなことをするとワインだと、酒の味ばかりになってしまいます。けっきょく、普段は買わないミモレット(というチーズ)を買ってきました。さすがにフランスのチーズとあわせると、決して負けません。同じ国が発祥のもの同士ですから、当然といえば当然なのですが。