松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

高倉稲荷社

小倉である。観光客の中国語と韓国語が飛び交う八坂神社をはなれ、その近くにあるお稲荷さんに手をあわせる。八坂神社の拝殿のよこにあるのも高倉稲荷で、これも高倉稲荷と額にあるから、実態は同じものなのかもしれないが、違うかもしれない。
 
このあと、ときどき通う中華料理店で青椒肉絲定食をいただく。
可もなく不可もなくだが、早いし、お値段がお手頃。
 
ちなみにごはんは少なめ。青椒肉絲そのものはやたらと大盛り。おかずメインで炭水化物少なめがよいひとには、よいかもしれない。
 
その青椒肉絲は、ピーマンよりせん切りタケノコのほうが多い。牛肉はこれでもかと味がついていて片栗粉もしっかりまぶしてある。だから油分は多い。通い始めたころは豚肉でないのに驚いたが、陳建民をはじめ、牛肉でやる流派も多い。中国本土では豚肉なのだそうだ。陳建民と言えば、ケチャップをつかったエビチリを考えたひと。
 
肉の量は、タケノコの添え物みたいな感じ。「タケノコのピーマンと牛肉炒め」みたいな雰囲気。ありていに言えば、「青椒」なのにピーマンの緑色があんまりないのだ。タケノコのほうが値段高いはずなのだが、小倉はタケノコのほうが安いのだろうか?