松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

墨のちから

所用で出かけてまして、ふと、立て看板が目についたわけです。板そのものは永年の風雨でやせているのに、墨で字を書いたところだけは、盛り上がっている。というより、風雨に負けず、やせてないんですね。ここだけ。
墨と筆の偉大さをあらためて感じます。やっぱり、後世に遺るものを書きたかったらお習字がんばらねば。
インクジェットの染料インクじゃ、日に焼けて色が飛んじゃいますからね。