松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

お通夜(゜゜)

3日、電車通勤の途中、病院でずっと付き添っていた親類から、7時ちょい過ぎに祖父が死んだとメールが来ました。
その20分ほどまえに、まんいちの場合、職場とか他の親戚とかにどういう対応をするかをやり取りしていたところでした。
その結果を一斉にショートメールで従兄弟たちに送信して、あと数日はもつかな、と電車の椅子で寝る準備にはいったときでした。
メールが一本。
やりとりおわって数分で、いきなりこときれたそうです。
 
自分がどうやら、引導を渡してしまったのかもしれません。
 
けっきょく、私ふくめて孫については職場には普通に休みをとり、あくまでも本人の関係でやってくるかたのみを対象とすることになりました。
若いころけっこう有名人でしたから、それでもそれなりには来るだろう、と。
一昔前なら、通夜も葬式も、家の威厳を示す場でしたから、子や孫の会社の花輪が並びどこまで豪勢にやれるか競う部分もあったとは思います。実際、曽祖父が死んだときは、そうでした。町長やってもこんなのはない、と言われて祖父がにんまりしていたのを覚えています。
最後を看取った親戚と話してて、それはもうありえないよね、でも、全く何もないというのもありえないよね、と。
折衷案として、普通に本人の縁故や近所に連絡をとり、その範囲で集まっただけでいいじゃないか、各自の職場まではことさらに騒がなくてもいいだろう、ということにしました。
祖父の最後を見に来たいひとが来れば良いのであって、妙な付き合いとかで貸し借りを過剰につくるような真似をしたくないですしね。