松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

なんかちょっと前から騒いでいるが( ・_・)

「高齢出産のハードルは妊娠と流産」って、普通に生きてればどっかで習うような気もするけど、こういう議論があるってことは、どうやらそうでもないらしい。
子供が欲しいひとに「若いうちに子供作っておきなさいよ」と勧めるのは、悪いことじゃないと思うんだが、「そんなの勝手でしょ!」と騒ぐ議員さんが居たりするのは、かなり違う気がする。
若いうちに子作り・子育てしたほうが、齢とって体力落ちてから子育てするよかラクだと思うんだけどな。
一般的に、あんまり晩婚になりすぎると親の介護とダブってくるはずだから、人生の苦労が一度にやってくるわけでね。子作りを諦めるか、先送りのツケをがっつり払うか。
べつに生殖能力の問題だけじゃないんだよ。こういうのって。
 
「男はいくつになっても大丈夫」とか言う人がいるけど、あれも大嘘でね。親の介護と子育ての負担が一緒にやってきても苦労が少ない、年収の高いひと達がそうなんであって、一般的なそこらへんの給与生活者にゃ縁がない話なんですよ。
男の側にしても、なるべく若いうちに子作り・子育てはやっといたほうがいいわけでね。
ただ、医学的な根拠ではなく、「貧乏な男は人生の選択の余地なし」と書かざるを得ないから、男性手帳ってのは作りづらいだろうけどね。
 
「手帳の導入」って部分はどうかと思う。
学校の保健体育や性教育の時間でやるのが先だろって気がする。べつに女性だけの問題じゃないはずなんだが。
家族計画って人生設計で相当大きい(たぶんお金を稼ぐことの次に大きい)問題だから、たんに手帳を女性に配布して終了にはならないんだけど、どうなんだろう。
 
ま、おぢちゃんみたいなモテない男が余計なお世話か……(^ ^;)

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政府、10代から「女性手帳」導入 骨太の方針で調整 何歳で妊娠? 人生設計考えて
 
 政府が、女性を対象に10代から身体のメカニズムや将来設計について啓発する「女性手帳」(仮称)の導入を検討していることが4日、わかった。医学的に30代前半までの妊娠・出産が望ましいことなどを周知し「晩婚・晩産」に歯止めをかける狙いだ。6月に発表する「骨太の方針」に盛り込む方向で調整している。

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