松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

今日は

あまり勤労意欲のないおぢちゃんです。
今日は、実家と甘木のおうちの年越し向け雑用のため、午前中でお休みいただいたんですが。
 
スーパーで12,3年ぶりに、中学時代の同級生の母親に遭遇しました。
 
「うちの娘まだ嫁いってないんやけど。
 どっかおらんのかねえ。
 このまえ、お見合いしたんよね。
 で、やっぱり長女やけんさ、うちの娘が私のこととか、先に妹が嫁に出て家にもどってこん話とかしたわけよ。
 そしたら先方から断られてさ。
 向こうも長男やけん、あんまり家のことを話す相手はいらん、と先方の母親から言われたらしいんよ。
 どっか、次男坊でいいのおらん?」
と言われて、
「まあねえ。
 男も女も35過ぎたら、
 もう贅沢いいよったら相手おらんよ。
 まあ、最後は一人でいいや、と覚悟きめて、えり好みするのも人生ではあるけどね。
 さっちが次男坊で婿取りにこだわりよったら、いよいよ相手おらんやろ……」
と返事しておきました。
 
まあ、たまにしか会わない相手なんで適当なことを言っておいてもいいんだけど、それじゃあねえ(^_^;)
 
自分の実家のことを話す相手は嫁入りの覚悟がないから断れという、先方の母親もなんだかな。
本当だったらこんな俗物とその俗物の言うこと聞くような男なんぞどうしょうもないんだが。
自分の生まれについて語るのは、ひとが他人に自分が何者かを理解してほしいときにとるいちばん手っ取り早い行動であってだね。それ自体になんも悪いことはないのにねえ。
それすらわからんような教養のないやつに嫁しても、あとで苦労するだけだろ。
 
つか、いちばんの理想は、
男女とも、30までに第一子作って、
35までに作りたい数作り終わってないとね。
嫁さんのパート代とかでいろいろ補填してみても、男も定年という時間制限が厳然としてあるし、企業は出世しないひとは報酬据え置きとかが早いし。
 
独り者もお気楽極楽で悪くないんだけどね。
 
ただ、おそらくこの母親が本気で子離れの決心しないうちは、誰も無理だろうな。本気で子離れの決心してたら、「どっかに次男坊あたりで〜」とか出てくるはずがないもん。
 
親子は難しい。