松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

沈香のきざみ

沈香のきざみってなに?」
という質問がメールで来ました。

いちおう原木のままの沈香も3つ持ってます。
そのなかの一つが、左のカタマリです。
で、右側が、10g2、400円で売っている「きざみ」です。
沈香もいろいろあって、高級品は「伽羅」と言って、1g2万円くらいします。
http://www.tenkundo.co.jp/online-shop/html/04119.html
ね?ホントにするでしょ?(^-^;
おいらもいちおう伽羅は1つだけカタマリ持ってますが、さすがにこのランクになると、以下のような遊び方が出来ないので、1年に1回、ちみっとだけ削って使うかどうかですね。
 
そんな高級品はともかく、普段使い用のやつは最初から「刻み」という、1mmくらいに刻んで割ったものを購入します。
それを5、6粒を加熱して、香りを楽しみます。
 

普段使っている香炉がこれ。
 

「ろうそく」が熱源です。
各社から、電気などいろいろな熱源の香炉が発売されていますが、今のところこれがいちばんいいですね。手軽で。
しかも、「あかり」がまたいいのよ(#^.^#)
夜にぼんやりと灯る姿はけっこうオツなものです。
 
では、高級品はどうやって楽しむかというと「聞香」という方法を使います。
いちおう道具は持ってますが火をおこすのも面倒だし、以下のURLでこんな感じでやるんだとご確認ください。
http://www.yamadamatsu.co.jp/enjoys/monkou.html
だいたい火をおこすところから始めて1時間で終わらない作業ですが、沈香のかけらを加熱し始めて、最後までを通しで堪能できますので、たいへん面白く味わうことができます。