松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年9月24日(火)の日録。

なんとなく雑談のメモ(1)

きちんと筋道たててまとめる気力がないため、9月15日と16日に知人と行った雑談の記憶にある範囲を記します。裏をとる作業を省いているため内容は保証しません。

あくまでも「自民党総裁選」なのです。

「子鼠ジュニアが解雇自由化で叩かれています」

「これ不思議なんですね。自民党はほんらい経営者と資本家、要は投資家とか投機家とか、そういうひとたちのための政党です。こういうひとたちからすれば、気に入らないやつをクビにしやすい、安くこき使える労働者が増える、労働者の取り分を削りに削って配当にまわす制度にしてくれれば万々歳なわけです。使えないやつは死ね。利益に貢献できない、成長の邪魔になるやつは要らない。ほんらいの支持層からすれば大絶賛のはずなんですよ。あれこれ見苦しい言い訳してるけど、素直に言えばいいんです。使えないやつは日本に居場所はない、って。メーカーは期間工で人員の調整するし、役所は会計年度任用職員で人員の調整するし、お店はバイトとパートで調整する。
どこだってそうじゃないですか。
いくら外野がぎゃあぎゃあ文句を言ったところで、国会議員も党員だから、実質党員以外に選挙権はない。身内のことは身内で決める。これ、自治の範囲です」

「とはいえ、過去の失言ケースと似ています。だいたい国会議員の失言って、国政報告会とかそういう地元の集まりで、リップサービスが過ぎてやらかします。行きたいやつ、推しに頑張ってもらわないと仕事がないので必死なやつだけが行くんなら、どんなに口をすべらせても問題にはならない。
例えばアイドルのSNSで「一日お一人さま1回かぎり、って書いてあったけど、2回並んで2回無料アイス食った」とか投稿があったりします。「暑いし仕方がないよね~」「◎◎ちゃんが何回も並ぶくらい美味しいなら僕も食べたかったよ~」とファンが連続で返事してるわけです。ああいう世界なら、秘密の共有って成り立つんです。むしろ秘密の共有ありがとう♪ぐっと男のハートをわしづかみ♪となる。そういう効果をねらって、敢えて書くんです。
ところが、参加者が少ないと政治家に申し訳ないと考える主催者側は「動員」するんですね。行きたくないけど取引先ににらまれたくないから行く、ご機嫌とらないと来年からの契約が不安というひとが、斜に構えてその場に居るわけです。そういうひとは黙りません。べつに秘密を共有して仲良くなる必要もない。マスゴミに密告して謝礼もらったほうがはるかにいいし、SNSをどんどん拡散させます。身内むけのこっそり話が「お前らだけズルしやがって!」となる。これが失言になるんです」

「「労働規制の緩和とは言ってるけど解雇自由化とは言っていない」という弁護があります。資本家と経営者がメイン支持層の政党で総裁選での支持を訴える候補者がほかの意味で使うことがありますか?
「労働者様は神様です。労働者保護を強化し経営者の皆さんが絶対首切り出来ないようにします」とか「資本家の配当に徹底課税して社会保障費の不足分にぶち込みます」とか「給与底上げ命令に従わない経営者は全員死刑にします」とか言うわけないじゃないですか(笑)
なにも言わずジュニアとその参謀は想像以上に盆暗だらけだったと「そっ閉じ」してあげればいいんです(笑)だって9人居るんだもの。むしろ世間的に無名なひとのほうが、一発勝負で衆院選乗り切れるかもしれないじゃないですか。参院選はまた違う看板でやればいい。1年ごと総理総裁が代わる。むかしそんな時代がありましたね?」

そもそもこれ自民党総裁選なんだから、一般国民なんか関係ありません。党員票が集まる政策を言わなきゃ意味がないんです。内閣総理大臣に選出されるまでは、政党助成金はいってるけどあくまでも私党のトップを選んでるだけ。自民党員100万人です。100万人のなかの話なんです。
どういう方針でくるか、自由にのびのび言いたい放題やらせていいんです。あとで衆院選と参院選が来る。そのときに非党員の一般国民は判断すりゃいい。ここで叩くから本音が出てこなくなる。相対的にそつがないひとの評価があがっていく。なにもわかんないのに」

「あまり早い段階で叩くと、結局、兵◎県知事みたいなのが出てくる。当選するまで必死でツノ隠して、当選したら牙をむく。いちど当選したら次の選挙まで、そう簡単に引きずりおろせない。
そういう意味では、いまここで騒ぐのはバカです。マスゴミがよくない」

個人的にはね。ジュニアが首相って見てみたいんですよ。台湾有事にどう対処できるか。非常に興味がある

化けの皮。

家業のサンデン交通でパワハラ事件があかるみに出ました

東京で偉そうに「自分は労働者に優しい」なんて顔するから、長周新聞さんがとっておきのネタを公開しちゃうわけです。社長が代わって社員が既に半分辞めた。残りのみんなで「いい加減なんとかして」と親会社サンデン交通に嘆願書出したら、親会社が犯人捜しのためこの社長に嘆願書を共有した」

「これ読んで、サンデン交通はタクシー撤退したいんだろうなって思ったんです。バス会社でもタクシー会社でもそうだけど、各社を渡り歩いているひとが一定数います。こういうひとたちが、互いの内情をしっかり共有しています。あそこは幹部盆暗ばっかり、とか。こういう事件をもみ消した、とか。
じっさい、地元のバス会社で社員さんがどんどん辞めて、年何回も減便ダイヤ改正しているところがあります。さきにほかのバス会社に転職したひとが「ここの会社は来年時給◎◎◎円アップ!みんな来い!」とLINEとかで元の会社のみなさんと情報共有するわけです。応募条件に合致するひとが「どうせ働くならもっと給料がいいところで」となって、どんどん歯抜けになっている。九州山口の実態を知っていてこれを放置するということは、赤字にそこまでカネをかけるつもりはない、なんならタクシー会社たたもうか、ということ」

「労働者に優しいというのは、しっかりディスクローズしますよ、という意味かもしれない。うちはろくでもない会社だとしっかり公開します、求人みてもよほど食いつめないかぎり寄ってきてはいけません、社長のいじめで社員減ってることを情報公開してますよ?というのも「優しさ」ですから」

「たぶんジュニアと自分の違いを出したかったんだと思う。家業が山口で話題になってたとしても、全国マスゴミはきちんと黙殺してくれて、順風満帆で戦えるつもりだった。このひともジュニア同様ネット社会をなめていたわけです。
長周新聞さんなんて下関の地元マスゴミで、むかしみたいに紙だけなら下関とその周辺でしか読めなかった。ケチって火炎瓶事件も地元じゃみんな知ってたからアベベ個人崇拝なんて雰囲気はさらさらなかった。「県警OBが事務所仕切ってて893使ったんかようやるわ、やっぱりあそこ怖いから黙って言うこと聞いとこ」くらいに眺めてた。東京じゃ報道されないから、とどまるところを知らずアベベは神格化された。地元やその周辺地域で生きている者からみると、ほんと中央で垂れ流しの宣伝と大本営発表が気色悪いわけです。イメージ戦略って重要。それだけは痛切に理解できた。
ネットが当たり前に浸透したいま、拡散される恐怖を理解していないのは致命傷。ジュニアの揚げ足とるまえに、まず、身内の消火を指示しなきゃ。実家の家業で、本人だっていまだ株主なんだから」



24日の記録。

あまりの寒さに目が覚めて「earth」とtenki.jpを確認したら、なんと18度でした。日中はともかく朝晩はやっと秋らしくなってきたようです。

寒くなるとあれこれ考えず、5個入208円の袋めんで朝食をやりすごせるようになるのがいいですね。いつかまた牛タン定食が食べられる日を夢見て、日々の困窮に耐えようと思います。

まぁ、倒れてもべつに誰も困らない人生ではあるのですが。

朝から5台、HDDを取り出して交換する作業でした。連休明け初日はいない間にぶっ壊れたものがまとめて持ち込まれますから、きついです。齢50を過ぎて、世間にアゴでつかわれる日々……。恥をしのんで生きるのは、つらいものです。

明日は健診。

事前告知されていたので検尿検便はすでに採取済みで冷凍庫に準備していたのですが、25日は健康診断です。たぶん間違いなく血圧とかいろいろとひっかかることが予想されます。

晩飯は検査開始12時間前までに済ませよとのお達し。21時以降は食事厳禁です。