松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年7月29日(月)の日録。

それで雑談のメモ(2)

きちんと筋道たててまとめる気力がないため、7月21日と22日に知人と行った雑談の記憶にある範囲を記します。裏をとる作業を省いているため内容は保証しません。

もうそろそろ限界かもしれない。

「選挙を手伝ったうちの議員が、地域の女性団体の支援で50ページの自叙伝を作成しました。それをホームページに載せるんだと前から言ってたんです。冊子はどうしても印刷・配布できる数がかぎられるので、ホームページにPDFで掲載しておけば、あとは各自で画面で読むなり、印刷するなりしてもらえますからね。
ここまではいいんです。
ただ、ホームページに長い文章載せるのって、嫌われるんですよ。読みやすさをかんがえれば、1冊をどんと配信するわけにはいかない。分割しないといけません。そしていま、視覚障害者向けの対応をしないといけない、という風潮になってますね。
読み上げソフトに文章を投入し、合成音声化したファイルを添付したいと言い出したわけです。
読み上げソフトの商業利用は有料ですから、ライセンス料を支払わないといけません。で、こいつ、これが理解できないわけです。安いものだと月々数千円のコースからありますがどうしますか?と言ったら「どうにかならんのか?」と言い出す。ほかの顧客でライセンス持ってるだろうからそれでちょろまかせという意味です。そりゃあいま契約もらってる事業所名義で購入して作業のため貸与をうけているライセンスありますけど、事業所に関係ない議員の公式ホームページで堂々と使えますか?まさかお前のために俺に持ち出しで購入しろという意味か?と思って「要るならお前が契約しろ。わかんないんだったらこっちで手続きするからカネよこせ。カネがないならおねだりして寄付もらってこい」とやったら黙る。どっかの新聞記者に調子こいていろいろ自慢したらしい。ドヤ顔で自慢しくさったあと「7月末までに掲載することにしたから、読み上げの件なんとかなりませんか」とLINEで言ってきた。
さすがにね。いい加減この自己中ぶりに嫌悪感すら感じてるんですよ。
まぁ、仕事をしないわけにはいかないので、音声ファイル抜きで分割したPDFと、文字データだけは掲載してますけどね。そもそもあの文字データだって、.docxか.txtで先方からもらってこいと言ったのに、貰ってきてないんです。「掲載の許可は得た」と本人が言い張るんでいちいちこちらから先方の女性団体に確認はしてませんが、どういう許可のもらい方をしたのかも不安なんです。それをガミガミ言っても、版権上の合意を書面に残す意味がわかってない。向こうは任意団体ですから代表者は変わるんです。いまのトップがOKしたからといって次がOKと言うかどうかわかりませんね。書面で残す意味はそこなんですよ。新しい代表者からうちの名前出すなと言われてどう対抗するんですか。向こうに編集と出版ぜんぶやってもらってんのに。
地域に配布した50ページの冊子と、日本語が読める全世界のひとに発信するSNSやホームページでは、影響力が違うんだという理解がない。
それなりにSEOとかもやってますしね。google先生で議員の名前で検索したらちゃんといちばん上に出るようにもなってます。新聞に出ると、ちゃんと翌日のアクセス数、増えるんです。決して誰も見てないわけじゃありません。へんなバズりかたしないか、これでもヒヤヒヤしてるんですよ(笑)」

「よくある話だよね。自分に激甘。周りがちやほやして当たり前。自分は間違ってない。そういう神経してないと政治家になろうとかふつうは考えないからなぁ。火傷するまで放置していていいんじゃないですか(笑)」

「問題はね。なにをやるにしてもおカネがかかるという当たり前の部分なんです。選挙って、基本支援者の持ち出しが前提だったりするんですよ。むろん他人が持ち出しをしたくなるような人間じゃなきゃ、政治家になれっこないんだけど。ただ、あの感覚でいつまでもいられたら困るんです。議員報酬も、一票入れてくれた有権者様が居てはじめてもらえるもの。青島幸男が自民党と財界の関係を「スポンサード・ガバメント」と言ったけど、有権者と政治家の関係も理想はどうあれ現実はこれなんです。だから自民党と公明党は強い。
このひとに一票入れたら生活が楽になる、世のなかが変わる、めしが食えるという期待とこれまでの実績に投票するわけですから。票はもらったけど、それはそれ。私は私の好きなこと得意なことを優先でやる。そういう感覚では2期目、3期目はないよ、と言うけど、ピンと来ない。
風呂桶の中で身体をうごかしただけでも、湯船のお湯は波立ちます。動けば周囲に影響を与えるのは、当たり前のことなんです。人間はどうやったってデューイが言うところの「社会的生命」なんだから。それが言葉であれ行動であれ、必ず周囲に影響を及ぼす。原資は誰が出すか。有権者が一票いれてくれて、それで当選してはじめて公式に議員報酬が出てくるんです。4年ごとに選挙という審査をうけて、税金から給料をもらう資格があるかどうか、判定されるんです。あの調子でぱっぱらぱぁだと、次の選挙、私もふくめて相手するひとは減るかもですね」

 

29日の記録。

27日に高良山に履いていった靴を28日に洗ってベランダに干しておきました。

前回も同じようにやって1日でほぼ乾いたのですが、それから完全に湿気が抜けるまでだいぶ日数がかかりました。なにが原因かと考えてみると、靴が乾いて軽くなるにしたがい、ゴム靴底のほうが重いため開口部が次第に上を向いてきているのに気づきます。

今回は、手持ちの銅線でしばり、靴底がかならず上に来るよう固定しておきました。結果は上々です。

ベランダで直射日光に当て続けるとゴムが劣化するため、廊下に移動させて様子をみることにします。このぶんだと今日か明日あたりには取り込めるでしょう。

暑くてかなわず、今日はパンをかじって朝食にします。昼弁当、神棚と水筒用のコーヒーだけ準備しました。