とりあえず10回のまとめと占いの話。
この文章で取り上げるホームページは、あくまでも実例のひとつとしてお考え下さい。名誉棄損で訴えないでね。
1月6日から2月23日にかけて高良山詣でをしたわけですが、この10回で歩いた経路を重ねてみました。飽きないよういろいろな経路を組み合わせて歩いたつもりでしたが、黄色で示した部分の道は、意外なことに足を踏み入れていません。
もともと歩く距離は増えてもダラダラとゆるく登れるコースを選んだ結果でもあり、日記のネタ的には偏りすぎたと反省することしきりです。
いまは自力であれこれ奇門遁甲の作盤をしなくても、出かける方位と時間の吉凶をネットでかんたんに調べられる時代です。外出先で10刻盤を確認するときにこのホームページを利用させていただくのですが、問題は「吉凶の判定」です。
昨晩なにげに見ていると、24日の午前7時から、南西に壬戊「小蛇化龍」がめぐってきます。
ヘビが龍に化ける末広がりの大吉とされます。
(明日(つまり24日)の手伝いをキャンセルしてまた高良山登るか)
と思って期待しながら他の要素をみると、どうも組み合わせに難があります。
そのくせ、点数表示は14点です。
天心星と開門はそれ自体はどちらも吉ですが、太陽&太陽、晴れ&晴れみたいなもので、両方並ぶと夏のカンカン照りです。
じとじと雨のあとにくるカンカン照りは、短期間なら(/・ω・)/やっほー!となるでしょうが、カンカン照りばかりつづけば、干上がってしまいます(まさに「乾」×「乾」なのです)。二黒宮自体は「がんこ、誠実、堅実、倹約」で、おカタめの意味を持ちます。決して悪くありません。「誠実」や「倹約」を悪くとらえるひとはそうそういないでしょう。ところがこれに「邪悪、ずる賢い」騰蛇(とうだ)神がつけば、「頑固なまでに邪悪、悪に誠実、ケチでずるい」という意味になり、なるべく使うのは避けたほうがよいわけです。
ところが、インターネットで使えるか使えないかを点数判定してくれているホームページのほとんどは、このホームページにかぎらず単純に各要素のプラスマイナスを差引して表示するものなので、困ります。
いくら本人にとっては末広がりの大吉であっても、周りからみればケチでズルくて、自己主張ばかりでは、本人の目標達成とひきかえに世間から嫌われます(むろん、嫌われてもいい踏み倒してもいい孤独でもいい、とにかくおれはカネと女にまみれたいと本人が覚悟しているなら別ですが……)。
14点の点数表示だけでは、これを読み取れません。
初心者は毒性に気づかず使ってしまうでしょう。
ここで書いたことは数冊ばかり奇門遁甲のテキストを買えば書いてあることであり、このホームページでもちゃんとほかのページで解説しているので、制作者もわかってはいるはずなのです。あくまでも簡易版だよ、ということなのか、そこまで計算で実装しかねるということなのか……。
24日の記録。
今日は、4月に必ずやってくる車検代金を稼ぐため、西鉄大橋駅近くの現場で小遣い稼ぎです。前日までは高良山登山に行こうかとも思っていたのですが、よくよく考えてみると、固定資産税と車検代を稼がないと首がつながりません。
ほんと貧しく、哀れなものです(笑)