松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年10月28日の日録

こんなに偉そうに言えるはずはないんだけど。

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ジェネリック医薬品大手の沢井製薬が胃炎などの治療薬の品質試験で不正を行っていたと公表したことについて、武見厚生労働大臣は「大変遺憾」と話しました。
武見厚労大臣:「九州工場で医薬品の品質試験で長年にわたり不正が行われていた事案だと理解をしております。本件もジェネリック医薬品の信用を著しく失墜する事案であり、大変遺憾だと考えています」
武見大臣は会見でこのように述べ、さらに「医薬品製造業者らに対して一層の監視体制の強化に取り組む」との考えを示しました。 

武見厚生労働大臣「大変遺憾」 沢井製薬の品質試験不正(2023年10月24日) - YouTube

ジェネリック医薬品(後発薬)の深刻な供給不足が続く中、再び、後発薬メーカーによる不正が明らかになった。業界最大手、沢井製薬では長年、承認を受けた手順と異なる方法で品質確認検査が行われていた。国内後発薬市場でトップシェアを争う沢井製薬の不正は業界に衝撃を与えている。

薬の安定供給への影響懸念も 沢井製薬の検査不正 - 産経ニュース

少しでも医療費を圧縮しないといけないので、これまで薬価基準をどんどん切り下げてきたわけです。売れれば売れるほど単価は引き下げられ、メーカーのなかのひとは早くからやる気を喪失していました。この工場と名指しはしませんが、待遇が改善しない閉塞感からうっぷんばらしの新人いじめと新人の離職がひどいところもあったように聞いています(と、ぼかしておきます)。

1990年当時と比べて高齢化率は2.4倍。当時の社会保障費が40兆円だったのがいまや70兆円で、下手すると40×2.4で90兆円超えていたかもしれません。

だいたい消費税の税収くらい、がんばって抑制してきた計算です。

日本社会(とくに厚労省)が後発薬メーカーに犠牲を強いてきたわけで、これを厚労大臣が「遺憾だ」という話になるのか?という気はします。いじめっ子の要求水準が高くていじめられっ子がカンニングしてたのを、そのいじめっ子が怒っているわけです。おかしな話です。

以前からおもうのですが、もう安いものは安いなりであることを認めつつ後発薬のみ保険適用にして、お金持ちの患者が欲しがる先発薬は10割負担で処方するとか、どこまで保険の相互扶助でまかなう範囲にするのか、再検討していく必要はあろうかとおもいます。

「命に貴賤はない」と言わなければ社会常識を疑われる昨今、またアクセス数が減るようなことを書くのもどうかという気はしますが、若いかたと話していると「歯医者ならともかく病院なんて1年に一回行くかどうかなのに」「給与明細の天引き額みると殺意がわく(orため息が出る)」と、どこまで冗談か本気かはわかりませんが、けっこう言われます。

 国民年金(基礎年金)の保険料を支払う期間について、厚生労働省の社会保障審議会の年金部会は24日、5年延長して65歳になるまでの45年間とする案の議論を始めた。委員からは「基礎年金の給付水準を保てる」として賛成意見が相次いだ。2025年の年金制度改正に向けて、巨額の追加財源を確保できるかが課題になる。

国民年金納付5年延長案、議論始まる 厚労省部会、賛成意見相次ぐ | 毎日新聞

給料が伸びてもそれ以上のペースで増税がすすみ、さらに年金支給のゴールポストはどんどん遠のく。

勤労層と若いかたは悲惨です。

消費税を上げたら高齢層から殺されるし、企業から法人税を盗れば逃げられる。いちばん弱い勤労層(給与生活者)を狙い撃ちして、盗るための原資を確保するため企業に賃上げ要求するのはなぜか自民党。こうなるのは薄々想像してましたがほんとうに現実になると、世も末だという気がします。

 

27日の残りの記録。

家を出て、空を撮影してみました。

写真ではわかりにくいのですが、うっすらと雲が全体をおおっています。平日常勤している事業所まで20km、えんえんと東に向かって走るため、あまりお日様が元気だとまぶしくて仕方がありません。このぐらいの薄曇りのほうが、走りやすくてよいのです。

夜、寝落ちして5時間保存してしまったごはんを、事業所の電気ポットのお湯をかけて、温めなおしていただきます。電子レンジがある階までいちどあがって、昼寝をする倉庫まで戻るのは難儀なので、給湯室でお湯をもらって、お茶漬けです。

 

夢をみる

帰宅してうっかり今日も寝落ちしてしまいました。

寝こけたわりに妙な夢をみて、あまり熟睡とはいいがたい状況です。夢占いをするには、どうも内容のどこがポイントかもよくわかりませんし、ここにメモしておくだけにします。

政府から拘束される(夢その1)

ブリ(はまち)の刺身を手に入れました。

しょうが醤油に漬けて、どんぶりによそったごはんの上にのせます。「漬け丼」です。

パソコンでニュースをみながら食っていると、突然黒服の男性3人が我が家を訪れます。

宇宙人が食用のため豊後沖で養殖している地球外生物が、あやまって捕獲されてしまった。生物の体液が魚に付着したまま流通してしまったので回収している。すみやかに明け渡し、記憶消去のため我々に同行しなければこの場で射殺する。我々は日本国内における殺人許可証を所持している(といって日本陸軍の軍人手牒をみせる)。市町村に命じあなたの存在をさかのぼって戸籍から抹消することも可能である。

どんぶりのごはんのうえにブリ(はまち)の切り身をのせた残骸を見せ、もうほとんど美味しく食った旨告げると、どこかに連絡をとりはじめる。

「あなたは除去対象となった。我々に同行されたい」と言われ、さすがに逃げようと玄関から家の奥に向けて走り出したら、足を銃で撃ち抜かれた痛みで目がさめる。

気づくと、0時半でした。

ここからニュースチェック、メールチェックなどをして、3時ごろ、二度寝します。

山積みになった魂(夢その2)

寺とも神社とも区別がつかない建物。寺の本堂のようでもあり、神社の拝殿のようでもある。神仏分離時に神社に衣替えしたお宮さんでたまにみかけるタイプの建物。袈裟を着たお坊さんが近づいてくる。ただ、声の調子や話し方が、中学のころかよっていた尼さんにそっくり。なんとなく顔も似ているが、この坊さんは、男。

広大な敷地。敷地の隅にある平屋。この茶室にも見える建物が、どうやら私の家らしい。その建物から、私がお坊さんをみかけて歩きよってきたらしい。

本堂とも拝殿とも見えるお堂をみながら坊さんが、気づきますか、と声をかけてくる。

「ひとりひとりの顔や姿はわかりませんが、屋根の上まで、なにかが集まっているのがわかります。空と建物のあいだに境目があって、光がちがいます。それぞれが誰かはわたしにはみえません。たぶんひとでしょうが、まわりに動物や花もあります」

というと、満足そうなお坊さんの顔。

どこかの観光仏教の寺か儲かってる神社にでも行かないとお目にかかれないような広々と敷き詰められた白砂を踏んで、遠くに川(なぜか大型客船(クインメリー号)が遡上している)をながめつつ、数歩さきに歩み出て手をあわせる。お経にも聞こえず祝詞っぽくもなく、自分のくちからでているのに言葉がわからない。

なんだろう?とおもいつつ目がさめる。

朝6時手前で目がさめました。

 

「うかのみたま」とは。

夢のなかで、お宮の本堂(拝殿)に積み重なっているたましい(なんとなく祖先や過去に縁があったかた、飼っていた犬猫や育てていた草木花木の集合体っぽく感じる)に向かって手を合わせつつ、ふとおもったのですが。

標準語で一発変換できる単語がおもいつかないため英語表記すると「a great many many ~」を、九州北部の方言で「うーけ」もしくは「うーか」と言います。「うーけ」と「うーか」は、そのあとにくる単語によって使い分けられます。

手で山をつくったり、両手をひろげるジェスチャーをともなうこともあり、たんなる「大量」「たくさん」ではなく、その最上級形(the ~est)です。

「うかのみたま」は、通常、倉稲魂命と書かれ「食いものの神様」「稲作の神様」と理解されています。じっさい、神使のキツネさんが稲穂くわえて絵に描かれていますから、そういう理解で間違いないでしょう。

ただ、この「うか」が「うーけ」「うーか」であるなら、「a great many many souls」(仏教風で言うと「三界万霊」)ということになるわけで、この理解のほうが、各地のお稲荷さんの雰囲気によく合うとおもうのですが、どうでしょうか。

 

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午前中1件用事をすませ、駅前のイオン系列のお店に行きました。以前は税抜き398円だったのですが、しばらくの間どこのお店からも消えていました。

100円値上げでいつのまにか復活していました。

そして、牛タンも購入しました。定価で買えない牛タンも、半額ならなんとか買えます。ありがたいかぎりです。