美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

梅酒を仕込む。

睡眠と仕事を優先しているため、とうぶん掲載が遅れ気味になります。ご容赦ください。

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5月29日、地元町内会で管理している天満宮の梅を収穫しました。

新年祭で献酒する梅酒をつくります。

2008年に引っ越してくる前は、町内会に婦人会(女性部)という組織が存在し、そこで作成して献酒していたようです。婦人会も家庭婦人ばかりではなく職業婦人(料飲店経営etc)が居て、献酒した余りは、職業婦人の方々が持ち帰っていたとのこと。何故彼女たちが精励奉仕していたかというと、おそらくは、余りを持ち帰って店の料理などに使うためだったと思われます。(税務署や法律を知らないわけはありませんので)店で提供はさすがにやっていなかったと思いますが、料理だったらわかりませんからね……。

婦人会解散後、500円ほど奉納して梅そのものをちぎって職業婦人のかたが持ち帰っていたそうなので、おそらく上記の推測で間違っていないと思われます。お店で漬けていたのでしょう。

献酒し、直会で供するぶんは4合瓶一本あれば足りますから、相当余ります。余った分は個人で消費することになります。

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梅を洗い汚れとヘタをとったら瓶に詰めて、冷凍庫で凍らせます。梅酒の作り方はいろいろな流儀があり、どれがスタンダードとは言い難い面があるのですが、現在はいちど梅を凍らせ、細胞組織を破壊してエキスを抽出しやすくする方法でしか作っていません。

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解凍すると、下に汁が溜まります。梅の組織が破壊されたドリップです。その上から、梅とほぼ同量のはちみつを投入します。発酵しないよう冷蔵庫で保存し、梅がしわしわになり、水分が抜けるのを待ちます。

農産物の上手な利用法(梅酒/作り方のアドバイス) - 神奈川県ホームページ

梅酒のウメを利用しないのなら、はじめから砂糖の濃度を高くして、ウメの実をググッと絞るように縮めてしまい、梅酒の歩留まりを多くするほうが賢いやり方でしょう。

以前は、まず酒と梅だけで漬けて、数日ごと少しずつ砂糖やはちみつを加えていました。昨年くらいから、さきに梅を砂糖漬け(はちみつ漬け)にしてしまい、梅酒の歩留まりをあげる方法を試すようになりました。

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数日して梅が縮んできたら、ゆっくりとスピリタスウォッカ)を注ぎ入れます。アルコールのほうが軽いため、ちょうど梅の実を境に2色になります。

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ひと晩押入れで寝かせただけで上下が混じり、梅の実が下に沈みました。あとは正月の新年祭までこのまま寝かせておくだけです。

今回は実験として、使用したスピリタスウォッカ)の瓶にさっそく一部を詰め替えてみました。

(1)梅の実が入った状態で、半年寝かせたもの、(2)数日間のはちみつ漬けで出たエキスだけで、寝かせたものの2種類を準備し、冬頃に味見してみようという算段です。

あくまでも想定では、種がないぶん香りに影響が出るはずなのですが、さて、どうなるでしょうか。