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100m以上ある参道のさきに、昭和51年(1976年)に改築されたなかなか立派な社殿が鎮座しています。自転車を置きっぱなしにするのも不安で、鳥居を撮影した後、社殿裏手まで移動して、車道側から境内に入りました。
竈門神社と宝満宮は似て非なるものだと、あらためて感じます。ともに玉依姫の伝承をいただく神社ではあるのですが、「竈門神社」はほんらい山岳信仰の修行場で、太宰府天満宮近くの縁結び祈願で絶賛お金儲け中の神社が本山です。どちらかというと、寺と言えます。かたや、「宝満宮」は玉依姫が息子の成功を祈願した山家宝満宮の流れであり、こちらが本家です。
この古賀にある竈門神社は、前者が勧請元なのは言うまでもありません。
社殿を囲むように、不動明王、大日如来、小田宮、加藤社、観世音菩薩が並んでいます。仏像が多いのも、元はお寺の流れだと考えれば合点がいきます。それにしても、加藤社って……清正公はここでも祀られていました。それに小田宮とは何でしょうか。皆目見当もつきません……。
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[福岡県神社誌(抄)]下巻421頁
[社名(御祭神)]竈門神社(玉依姫命)
[社格]無格社
[住所]三井郡三国村大字三澤字東古賀
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2020.01.11訪問)