松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

「知覧にっぽん紅茶」

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赤貧です。去年くらいからある商品らしいのですが、まったく気づきませんでした。

紅茶らしからぬほんのりとした甘さは、緑茶に通じるものがあります。私は美味いと感じましたが、ネットでは「まずい」という評価もちらほらと見かけます。

私たちが普段のむ国産緑茶の品種と、スリランカやインドで生産される紅茶の品種は違います。国産緑茶に感じるほんのりとした甘みは、紅茶になっても残るものなのです。紅茶専用の品種を使用しない国産紅茶なら「たしかにこうなるわ」と赤貧は感心したのですが、どうも「紅茶=渋い、甘くない」という刷り込みがあるひとたちには、無糖なのにこの甘さが受け入れがたいようです。

戦前、日本は有数の紅茶輸出国だったのですが、品種改良に努力したけれど、渋い、よく言えば味のはっきりした茶葉を開発することができず、インドやスリランカに負けてしまいました。とはいえ、十数年前から復活のきざしもあって、これからが楽しみです。