松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

宇佐神宮




水曜日、用事で中津でした。少し、といっても30分ほどありますが、足を伸ばして宇佐神宮に1年ぶりにお参りしました。「皇族下乗」と立札のあるあたりから、空気ががらりと変わるのは前回同様。ほんらい、勅使門があるくらいだから上宮のほうが雰囲気が良くないといけない気もするのですが、前回よりも有難みのある雰囲気ではなくなっています。外国人がぺちゃぺちゃしゃべりながら写真バチバチ撮って、観光ガイドも普通に声出して説明していて、観光地化しすぎてしまったせいかもしれません。下宮と、その横を流れる川のほうが、はるかに厳かな雰囲気があります。
 
下宮から、昔の神宮寺(弥勒寺)跡へまわりこみ、手をあわせてから境内を出ようとすると、背後のクスノキから「バキッ」と枝が折れる音がしました。突然の音にビックリ。なにもバチがあたるような真似はしていないと思うのだけれど……。