美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

「箱根の坂」(下)

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「いまは末世である。武権をもつ者は民を搾り、おのれのみ栄華をなし、ついに餓死する民も出ている。わが守護する国の民、ねがわくはゆたかであることを」と、いったりした。
 
日本国の公方、管領、守護でこのようなことをいった者はひとりもいなかった。
 
伊豆の民は、早雲の施政をみて、この人の世、永久なれかしとねがったといわれる。

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やっと北条早雲さんのお話も、下巻にたどりつきました。
こうあって欲しいものですよ政治家さん( 一一)まあ、数百年歴史に残る人物と、そこらへんの俗物がいっしょのわけはないですけどね。