松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

kinoppy

http://k-kinoppy.jp/for-ios.html
iPhoneで尤も利用してゐる電子書籍リーダである。
amazon kindleのやうな專用の電子書籍リーダは、荷物になるため、なかなか持ち運ぼうと云ふ氣がしないが、電話は日ごろから持ち歩くものであり、かさばらずにすむ。
電子書籍のいちばんのメリットは、かさばらずに濟むことにある。何百册の書籍を持ち歩くことは事實上不可能だが、iPhoneのメモリ容量さへ許せば、何百册、何千册を持ち歩くことができる。
そして、文字のサイズが變更できること。40過ぎて、出版社が規定する100%の文字サイズ、つまり標準のフォントサイズは、つらい。120%くらゐに擴大すると、丁度よい。
本なんて讀む時間がない、と云ふひとも居るかもしれないが、電車やバスのなかで、着坐できたら、せつかくなので少しでも活字に目をとおしたはうがよい。ものごとを考へる能力を維持するもつとも簡便な方法は、讀書をすることにつきる。