美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

広島交響楽団第356回定期演奏会

24日、大雪のなか、秋山さんの演奏会に行ってまいりました。
秋山さんの第九は、2014年の福岡サンパレス以来だったのですが、正直、全体的を通じたドラマのわかりやすさは、九響の時に軍配が上がりますね。残念だけど、指揮者が求めるイメージというか、何かを表出するにはたどり着いていない気はします。
ただ、食いついていこうとする演奏家が居て、うまい具合に全体を引っ張って行けたのは、良かった点でしょう。
こう書くとダメだったのかと思われるかも知れませんが、決してそんなことはなかったのです。
ダメではないけれど、まだ差があるなあ、と。決して、肩を並べては居ないな、と。
 
来月はシベリウスの難関2曲です。
行こうかどうか、もう2日ほど考えることにしていますが、なんだろう、もどかしさが残るのに耐えられるかどうか。
そういう意味では、九響はひと皮ふた皮さっさとむけてしまって、もう何年も経ちましたからね。
広響は、これからそこに向かうのでしょう。
下野さんがどこまでやるか。見守ってみるしかないかもです。

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指揮:秋山和慶
ソプラノ:安藤赴美子
アルト:藤井美雪
テノール:高橋淳(兼合唱指揮)
バリトン:トーマス・バウアー
合唱:ひろしま特別合唱団
曲目
マーラーさすらう若人の歌
ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」

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