松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

そりゃあ底辺だもんなあ(゜゜)

Fランク大學への進學先送りが問題だと云ふけど、もともとは、「とり敢へずなんでもかんでも高校に先送り」なのが問題なんだよね。誰でも彼でも高校進學させてきちやつたんだよ。で、高校を卒業するころにまた、先送りしてみた。
普通科高校ばつかりに成つた理由の最たるものはこれなんだよね。一見、進學しやすいのが理由と言はれるけど、本當はさうぢやない。職業高校に行くほど目的意識はないけれど、とり敢へず高卒の肩書きもらつたらゴハン食つていけるんぢやないかと思ふから、普通科高校に、入る。
そして、今度はまた高校卒業するときに、就職しようにもあてはなく、大學に先送り。
大學がやたらと「教養學部」「國際教養學部」「リベラルアーツ」と名乘る學部を作つてきたのも、じつはさう云ふ普通科高校の延長であつて、大學入つてからやりたいことを探しやすいやうに、と云ふ要求があるから、さうなつてきた。
「18の春は泣かせない」と云ふ、赤いヒトのアホ思想は、結局、資本主義社會の中に人材を送り出す使命と相容れない。それがわかつてるのにもつとすごい「ゆとり教育」とかをやつちやつた。
救ひがないねえ……(゜゜)なんだろな。

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http://biz-journal.jp/2013/12/post_3591.html
 
(略)
また、借金数百万円を抱えたフリーターは結婚も難しい。Aさんの息子も「彼女も同じ大学の同級生でやっぱり奨学金の借金が300万円。仮に2人が結婚したら、借金600万円夫婦の誕生」(Aさん)という状態だという。
 
この状況を見かねたAさんは、借金返済のため工場勤務の帰りにスーパーのレジ打ちのパートのかけもちを始めた。
「結局、何も考えず、Fランク大学なんて進学したのが運の尽き。高3の時に必死で就活させるか、コックやIT関係の技術者など“手に職系”の専門学校に行かせるかしておけばよかった」
 
Fランク大学への進学を考えている子どもを抱える親御さんは、こうした現実を直視し、改めて卒業後の進路について考え直したほうがよいかもしれない。
(略)

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