松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

ん?( 一一)

なんか細木*子と組んで仏壇売りつけてた会社のお嬢さんの夫が、無許可でキャバクラ営業して逮捕されてますね。
 
細*数子って、「借金してでも先祖供養せれ」とか言うんで「なんやこいつ」と思ってたけど、知り合いが熱心にこいつの本読んだり講演会行ったりしてたんで、面白半分で講演会に潜入したことがあります。もう20年ちかく昔。
結局、墓石屋とか仏壇屋と組んでるわけ。笑うしかなくて。
その知り合いは、活動むなしく父上ご逝去で、その後きっぱり「脱却」されました。えらい。
なかには「親が死ぬまでめがさめんのか( 一一)ばかやあいつ」という人もいましたが、まあ、しょうがないよね。
親子の情ですもん。やっぱ最後まですがりたいですよ。お医者様でも宗教でも。
 
あれから、細木の本は買ってまで読んでません。
 
まあ、宗教ってのは多かれ少なかれ「拝み屋」だからね。
伝統のなかで、世間一般との接点のなかで、常識のなかで磨かれるか、
まさに「アヘン」としての宗教をやっちゃうか、
方向性の違いだけだと思う。
 
「すがりたい人から金とってる」ことには変わりないわけでね。
 
それが悪いとは思いませんよ。程度の問題です。
うどん屋がうどんを食いたい人にうどん出して金をとるのは商売ですもんね。
でも、「このうどんを食うと息子さんが大学に合格する!」とか言って、原価100円のものを100,000円で売ったりすれば、それは訴えられてもしょうがないし、社会的に制裁すべきでしょう。
 
拝み屋って、後者ですもんね(´・ω・)
まあ、自分がいただいているお金は、世間から自分の活動に対して戴いた対価なわけですから。
それ以上でもそれ以下でもありません。正直多めに貰いすぎかなとは思うけど。
がめつく儲けようとすれば、やはりそれだけ無理がきてもしょうがない。
おぢちゃんは、つつましく生きて、まあ、死ぬ前に日当たりのよいところに、墓石建てて永住出来ればもんく言いません(*^。^*)
 

あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝 (ちくま文庫)

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