松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

今週号の東洋経済読んでいるのですが

特集が「原子力」。なんか昔に比べて、「記事に反響が大きかったら、少しずつ補強しながら使いまわす」傾向が強くなってきたなあ(´・ω・`)しかも年々薄くなってる気もするし……でも、調べたらそれなりに印刷部数でてるんだよね。儲かってないとかじゃないわけか……(・・?)わからん。
 
で、特集の中身ですが。地震直後の原発特集の周辺情報というか、世界的な動向とか、日本における技術者の枯渇状況とかそういうのがメイン。1970年代には国公私立大学で1700人、原子力工学科の学生定員があったのに、2010年は100人!まで激減してる凋落ぶりとか、「そんなんで国内の原発どーすんだ?」ってこっちがびっくり。
まあ、たしかに人気なさそうだもんね( 一一)とはいえ、実際にこんだけ地震大国に原発作りまくってるわけでさ。
「溶融塩原子炉」とか、中国や米軍が取り組んでる新しい技術の紹介記事とか読んでて、ふと思ったんですが。
昔、燃料無補給で飛ぶ軍用機を作ろうとして、原子炉の炉心で空気を膨張させるターボジェットエンジンを米ソが開発してて、実験機の乗員のほとんどが数年内に死亡したりしてすごいことになってたのをどっかで読んだ気がする。
 
wikipedia:Tu-119_(航空機)
 
記事ありましたね。
米軍は、トラックに乗せて現地で使う発電機として「溶融塩原子炉」の開発やってるらしいけど、(~ヘ~;)どうなんかなあ。
数が増えれば増えるほど、それだけ事故起こす確率が増えそうな気がするんだけど。気のせいかな。
 
あと、もう一つの特集は、「金融機関の復興状況」。今度の大地震で地域がおおごとになっただけなくて、金融機関もすごいことになってる。そのルポ。非常に面白い。